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29. ページ30

山を下っていると後ろからカサッという葉っぱ?の擦れる音がした



そして、それと同時に感じる嫌な気配






恐る恐る後ろを振り向くいてみると







『…まじか』






祓い損ねたのだろうか






呪霊がいた







雑魚っぽい呪霊なら呪符の無い私でもどうにかなったのだが





『…これはちょっと』




確かに親玉はアイツだったのだろう






そこまでのやばさは感じない







…だが、こいつもやばいと感じるのは簡単だった





呪符の無い私が対峙しては行けない






瞬時にそう思った








まぁ、こういう時は






『…逃げる一択だろ!!』





そう思い全力疾走で走っていく





そして何故か殺意むき出しで追いかけてる呪霊







『んで!ついてくんのよ!』





どうにかして伝えないと





取り敢えず電話…





『…出て出てお願い!!』





スマホを走りながらも操作してある人物にかける






悟「(え、何?)」



『呪符切れた!』



悟「(ん?どーゆー事?)」



『親玉は祓った!けど残党の!強いの!残ってて!』



悟「(何となく分かった、今どこにいる)」



『山!を下ってる!』



悟「(それだけじゃわかんないから〜、このまま電話繋げられる?)」



『うん!』



悟「(取り敢えず僕も頑張って合流するから、このまま逃げれる?)」



『大丈夫!』





そして電話を耳から話してスピーカーを押して手に持ち走る







__________
_____




『山でれた!』



悟「(分かった、もうちょっと頑張って)」




『うん!』





逃げながらも電話で逐一場所を伝えていく






何度か追いつかれそうになった




それでも、どうにかして逃げきれたけど…





そろそろ悟に来てもらわないと困る





そして公園だろうか、ここを乗り越えたら距離が取れるかも…




一か八か、公園の高いあみの兵を勢いをつけて登る






『行けたっ!』





樹齢は少し登るのに苦戦してる…





何でこんなにこいつ私に執着するのよ!




おかしくない?





…何で





なんて考えている時間は無いので…




また走り出す





そして公園の茂みを走っていくと木の根に足が突っかかって転んでしまった




『いった…』



今までずっと走り回っていたツケが今来たかのように









…急に体が言うことを聞かなくなった





逃げないといけないのに…





どうして?



なんて考えていると




目の前から声をかけられた

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- 面白すぎて瞬きしてなかった。笑 続き待ってます! (8月9日 13時) (レス) @page34 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
カートン - とっても面白いです!! 続きがきになる〜! 応援してます! (2022年9月26日 18時) (レス) @page34 id: af38f47867 (このIDを非表示/違反報告)
いちごタルト食す(プロフ) - ことさん» 諸事情で更新遅くなってます!すいません!!頑張ります!(´°v°)/んぴッ (2022年8月28日 10時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
こと - 続きが気になります! (2022年8月19日 21時) (レス) @page31 id: 228adfe6f0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごタルト食す(プロフ) - ふゆなさん» ありがとうございます!<( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )> (2022年7月31日 22時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごタルト食す | 作成日時:2022年6月18日 23時

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