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27. ページ28

コナンside



何となく灰原って人の話をした後からAさんの様子がおかしかった



何かまずったことを聞いてしまったったのだろうか…




Aさん達は七海さんに言われどこか…恐らく学校へ戻って行った



そして何故か残っている七海さん




七「灰原の事は私が話します。彼女には聞かないであげて欲しい」



コ「うん」



七「灰原というのは私の同期でした。…彼女から見て一個下の後輩、…お2人は宗教系の学校なんて耳にした事ありますか」



降「正直、あまり…」


コ「僕も」



七「それが普通です。そういう家系の者でない限りは、そうそう入学はしないでしょう。認知度が少ない、つまりは私たちの通ってい学校…高専だったのですが、人数が少なかったんです。大体全学年で10人前後だったはずです」




そんなに少ないのか…




七「中でも彼女は学校全体で見て優秀な生徒として先生から、よく話を聞いていました。宗教系の高専というのは、色々面倒な授業もありましてね。桜夜さんは先生から頼まれ事をしたんです」




降「頼まれ事…ですか?」



七「えぇ、ちょっとした事ですよ。ですが、桜夜さんは他にも色々頼まれていて、時間が無かったんです、ですから僕らが代わりに行こうと思い、桜夜さんに言いに行きました。最初は断られたものの、最後には承諾してくれました」




コ「じゃあ七海さん達が、その頼まれ事?を代わりに行ったってこと?」



七「はい、彼女は僕らが見えなくなるまで見送ってくれました。後輩に甘い人だったので…」




降「…」





七「そこで、色々な手違いが起こりました。その経緯で灰原は死んでしまいました。…端的に言うと医療事故のようなものです。」



降「手違いとは…?」


コ「手違いで死んじゃったの?どうして?」




七「私が言いたいのは、そんな事ではありませんよ。分かりますか?自分に頼まれていた事を他人に任せ、見送った時はあんなに元気だった後輩の姿が、帰った時には最悪な形で戻ってきた…」



降「…」




日常が…こんな簡単に無くなるのがどんなに辛い事か俺はわかる…、Aさんの悲しみを俺は分かってやれなかったのか…





七「…ですから彼女にはもう聞かないであげて欲しい」



降「こちらこそ配慮不足でした」




そういい安室さんは頭を下げる




コ「ごめんなさい」






七「気にしないでください、では私これで」





七海さんはそう言いお金を払い店を出ていった

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- 面白すぎて瞬きしてなかった。笑 続き待ってます! (8月9日 13時) (レス) @page34 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
カートン - とっても面白いです!! 続きがきになる〜! 応援してます! (2022年9月26日 18時) (レス) @page34 id: af38f47867 (このIDを非表示/違反報告)
いちごタルト食す(プロフ) - ことさん» 諸事情で更新遅くなってます!すいません!!頑張ります!(´°v°)/んぴッ (2022年8月28日 10時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
こと - 続きが気になります! (2022年8月19日 21時) (レス) @page31 id: 228adfe6f0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごタルト食す(プロフ) - ふゆなさん» ありがとうございます!<( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )> (2022年7月31日 22時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごタルト食す | 作成日時:2022年6月18日 23時

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