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3話* ページ3

ーーー


「はっくしゅん⋯⋯っ!」



退屈すぎて志麻先輩の荷物の中から勝手に拝借した音符と記号が並ぶ譜面を眺めていると急にくしゃみがでた。

あれ、風邪でもひいたかな。

そんなことを思いながら先程坂田から取り返したじゃがりこを1つ摘んで口の中に放り入れる。うん、やっぱりノーマルな味が一番だな。

そんなことを考えていると部室の扉が開いて翠の瞳を揺らす茶髪と、藐の瞳と泣きボクロが特徴的な紫髪が「寒い寒い」と呟きながら入ってきた。

志麻先輩とうらたくんである。



「寒いぃ〜⋯⋯あーあ、A先輩が体温めてくれないかなー⋯⋯」



「うらたくん、それは遠回しに言えてると思ってる?抱きつけてっこと?」



明らかにこちらを見ながら言ったうらたくんに苦笑しながら言えば「伝わってんなら抱き締めてくれてもいいじゃないですか」と不貞腐れてしまった。

えぇ、理不尽かよ⋯⋯



「センラもめっちゃ寒いわぁ、誰か温めてくれんかなぁ。そんな優しい人どこかにおらんかなぁー」



「さぁて、今日は差し入れあるからみんなで食べるか⋯⋯あ!それは私のだから!お前のお菓子じゃないからさっさと手ぇ離せ坂田!!」



センラの発言を華麗にスルーして、またチロルチョコを手に取っていた坂田の腕を掴んで盗みを阻止した。

全く⋯⋯

素直に欲しいっていえばいいのに⋯⋯あげないけど。



「あれー⋯⋯センラの事は無視ですか??」



「えぇー⋯⋯何、抱き着いてほしいの?」



「いやぁ?別にぃ?」



「いや、どっちだよ」

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ちょこ - とてもよかったです!それぞれと結ばれたあとのお話が欲しいです! (2019年8月17日 15時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
shiyu(プロフ) - ちゃちゃるさん» ありがとうございます! 更新頑張りますね! (2019年4月12日 18時) (レス) id: ca77629a28 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃる(プロフ) - めちゃくそ面白いです!!!!続き楽しみに待っています!!!!!!!!! (2019年4月7日 17時) (レス) id: f718a04fcb (このIDを非表示/違反報告)
シュリンク(プロフ) - スイ(さぶ)さん» そうなんです!ゲームと同じ設定にしたので若干呼び方や口調などに違和感等々あるかもしれませんがその場合は緩く目をつぶってくださると嬉しいです(汗)コメントありがとうございました! (2019年1月7日 22時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)
シュリンク(プロフ) - ゆずの実さん» ありがとうございます(汗)更新2人共々頑張りますのでこれからも作品にお付き合い頂けますと嬉しいです! (2019年1月7日 22時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュリンク&ハゲつるマン x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月22日 11時

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