3:Let's 補習time ページ5
〜時は流れ放課後〜
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
｢よっしゃ終わったさようならぁ!!!｣
秋斗｢いや逃げちゃダメだよ？わっちゃんは補習だからね？｣
帰りのHRの終わりのチャイムがなった瞬間教室を出て逃亡しようと計画していたが、失敗に終わってしまった...
みんながドアに向かう中、私は反対方向の席に向かう。
実はと言うと、あの後数学も見事に1桁だったのだ。
秋斗｢よし、皆帰ったしはじめよっか。｣
｢はーい...｣
秋斗｢理科と数学の何が嫌いなの？｣
｢全部だよ！何計算って？！｣
秋斗｢あー根本的なところからね..｣
｢うん...ん、なんか連絡きた...｣
私はスマホを見る。その連絡は...
｢兄さんからだ！｣
秋斗｢えっまじで？！｣
秋さんはめちゃくちゃ私のスマホを覗いてきたから一緒に見ることにした。
昴やぁ若葉!久しぶり!元気にしてたかな?僕は死ぬほど元気!明日お家に帰れることになったんだ!
若葉ほんとに?!やったぁ!
昴お土産買っていくけど何が欲しい?
若葉おっきいぬいぐるみ!
昴相変わらず可愛いね♪わかった!秋兄は今いる?秋兄にも買っていきたいから聞いて貰えないかな?
若葉居るよ!わかった!
｢秋さん、兄さんがお土産何がいい？って｣
秋斗｢んーなんか毎回申し訳ないな...｣
｢でも兄さんは多分買わないと気が済まないと思うよ｣
秋斗｢だよねぇ...リビングに飾れるようなちっちゃいぬいぐるみにするよ｣
｢わかった！｣
若葉兄さん!秋さんはリビングに飾れるようなちっちゃいぬいぐるみだって!
昴わかった〜!待っててね♪
若葉うん!美味しいご飯用意して待ってるね!
昴やったぁ!!!死ぬほど早く帰るね!!!またねぇ!
若葉またねー!
秋斗｢補習頑張れそ？｣
｢うん！頑張る！早くやろ！｣
秋斗｢おお！じゃあやろうね♪｣
｢はーい！｣
私は嬉しさのあまりめちゃくちゃ頑張った。死ぬほど頑張った。
〜自宅〜
｢疲れたぁ...｣
秋斗｢ただいまー。お疲れ様｣
秋さん...秋兄にポンポンと頭を撫でられる。
｢んむ...ご飯の用意しよっかぁ｣
秋斗｢だねー｣
私達はめちゃくちゃグダグダご飯の用意をしてさっさと食べてさっさとお風呂に入って布団に潜ることにした。
明日のために！
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作者名：若葉 | 作成日時：2022年2月1日 22時
