三十八:生命線 ページ48
※今回もグロシーンです!苦手な人は逃げて!超逃げて!
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ......!!!」
私は痛くて、辛くて、苦しくて、その場に倒れた。ここで踏ん張ってこその軍人なのだが、流石に無理だ。痛い以外何も感じられない。桜華様や月夜叉様、ゲネラール様、ケルパーズさんが近づいてきた。
忠臣「おいA?!大丈夫か?!」
月夜叉「Aちゃん!」
月夜叉様が結界を貼り、中に敵が入れないようにする。
ケルパ「A様!気を確かに!」
ゲネ「周りの敵兵はお任せ下さい」
そう言って結界の中から敵を殴り散らす。
「あっ.......あぁ.......痛.....タヒ....ぬ....」
私の周りには血溜まりが出来ている。あぁ....血が生暖かい...タヒぬかもしれないのにこんなことを考えている私は絶対に馬鹿だ......
忠臣「死ぬ事は許さぬぞ!」
私の頬に何かが伝う。これは.....桜華様の涙かな......
ケルパ「月夜叉様!A様の腕を発見しました!」
私はケルパーズさんの方を見てみる。あっ良かった....朝霧ちゃんとある...普通なら手から刀は落ちている。多分頑張って引っ付いてくれていたのだろう
月夜叉「ありがとう。」
そう言って私の腕を受け取り、治療を始めたみたいだ。
痛いのが収まってきて...........ない。月夜叉様の治療が効果ないってどういうこと?痛い.....
月夜叉「なっ?!閣下!効果がありません!」
忠臣「何っ?!月夜叉の治療が効かないだと.....?!」
あぁこれ朝霧なら普通に治せるんだろうな.....
私がそんな事を考えながら痛みに耐えていると、脳内に相棒達の声が響いた。
朝霧「大丈夫ですか主様!直ぐに治療を.....!」
「(だめ.....嫌われたくない......)」
夕立「そんな事言ってられるか!早く眼帯外してくれ!」
「(治っても嫌われたら元も子もない.......)」
朝霧「っ..........」
よし....これで黙ったな......
意識が無くなってきた。あぁ。タヒぬのか....桜華様が叫んでるみたいだけど、もう何も聞こえない。眠くなってきちゃった......少しだけ.....寝よう.....
私は重くなった瞼を閉じた________________________。
19人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» 続き頑張るぅ↑↑w (2020年11月25日 21時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨こころ - 続き気になるぅ! (2020年11月25日 21時) (レス) id: 87155e6e69 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - アイスゥさん» まじですか!!!ありがとうございます!!!そう言って貰えてめちゃくちゃ嬉しいです!!!((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア (2020年11月23日 11時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
アイスゥ(プロフ) - めっちゃ好きです!!!!忠臣の小読みたかったんです!!!! (2020年11月23日 10時) (レス) id: 26f08d0bf6 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» ありがとうございますヘヘッ( ^∀^)自分自身も書いててニヤけが止まりませんw (2020年11月19日 21時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:若葉 | 作成日時:2020年11月2日 20時