桜華総帥の護衛【#コンパス】【桜華忠臣】

二十九:相棒の態度 ページ37

桜華様は何故か目を輝かせている。

朝霧｢お初にお目にかかります桜華様。朝霧と申します｣

夕立｢俺は夕立！よろしくな桜華さん！｣

｢夕立呼び方っ！｣

忠臣｢はっはっはっ！気にするなA。お主の相棒なのであろう？好きに呼ぶと良い｣

｢えっ？！よろしいのですか？！あ、ありがとうございます桜華様！でも一応夕立はしばいときますので！｣

夕立｢えっ？！主ひでぇな！｣

朝霧｢当たり前だろう！ほら、話がおわるまでは僕がしばく！｣

夕立｢やだぁぁぁぁ！｣

｢叫ぶな夕立！｣

忠臣｢ふふっ賑やかで良いな｣

｢そんなことないですよ桜華様！俺めちゃくちゃ大変で.....！｣

夕立｢どんまい｣

朝霧｢おい(夕立の頭を殴る)｣

夕立｢い”っ？！｣

｢.......まぁこいつらは置いといて話を進めましょうか｣

忠臣｢あ、あぁ。｣

｢えっと.....朝霧は主に遠距離型で妖術で戦います。近距離戦も一応行けますけど。そして夕立。夕立は近距離型で物理攻撃で戦います。遠距離は少し苦手です｣

忠臣｢かなり優秀だな｣

｢はい。あ、後刀の状態の時は絶対に触らないでください｣

忠臣｢なぜだ？｣

｢私以外が朝霧と夕立に触れると、感電して十分ほど動けなくなります｣

忠臣｢ほう？興味深いな。人の時は触れても大丈夫なのか？｣

｢人の時は大丈夫ですよ。｣

忠臣｢なるほどな。よく分かった。ありがとう｣

｢い、いえ！............私の事、嫌いになりましたか....？｣

忠臣｢嫌いになる訳が無いであろう？｣

｢！良かったぁ....｣

やった.......初めて嫌われなかった....！やっぱり桜華様は優しいなぁ！

忠臣｢(Aが安心したみたいでよかった.....！)｣

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