二十八:勇気を出して ページ36
私は約10分ほど泣き続けた。やっと落ち着いてきた.....
忠臣｢落ち着いたか？｣
桜華様が優しく話しかけてきた。
｢は、はい.....すみませんでした.....｣
忠臣｢お主が謝る事など何一つない故、気にするな｣
｢っありがとうございます...！｣
忠臣｢嫌なら無理をして言わなくても良い。本当に辛そうだったからな......｣
｢いえっ...ここまで言ったのなら....嫌わないのであれば言います.....｣
忠臣｢我がお主の事を嫌うわけが無かろう。｣
｢！なら....こ、こわいけど頑張ります.....｣
忠臣｢無理だけはするなよ。｣
｢はい。お気遣いありがとうございます。では早速....簡潔に言うと、眼帯をとったら相棒の朝霧と夕立を擬人化させることが出来ます。そして私の口調が変わったり妖力が増したり...です....｣
忠臣｢なるほどな。｣
｢それで......私が部屋で会話していたのは擬人化させた朝霧と夕立です....｣
忠臣｢ほう？.....今人にする事は可能か？｣
｢へっ？！....出来ない事は無いですけど....｣
忠臣｢けど、何だ？｣
｢......やっぱり怖いです...｣
忠臣｢何も怖がることはない。｣
桜華様は優しく微笑みながら言ってくださった。
｢！はい！頑張ります...｣
そして私は、恐る恐る眼帯を外した。
そして、桜華様の目を見た。
忠臣｢おぉ....｣
｢や、やっぱり俺、気持ち悪いですよね...｣
俺の左目には魔法陣がある。
本当は目ではなく妖力の塊なのだが
忠臣｢気持ち悪い？決してそんなことは無い。我の手の方が不気味であろう｣
そう言って桜華様は手のひらを私に向ける。すると、手の口がぱくぱく動く。可愛いな...
｢そんな事は無いです！...と、話が逸れてしまいましたね。えっと、眼帯を取った時の俺の口調とかの話をしましょうか。｣
忠臣｢頼む。...一人称が俺になっているのは？｣
｢それは...と、言うか眼帯取った時の変化は全て朝霧と夕立と契約をした時の代償的なのです。｣
忠臣｢ほう....！｣
｢それでは、本題に.....朝霧と夕立を擬人化でしたよね。｣
忠臣｢うむ。本当に出来るのか？｣
｢勿論です！では！.......朝霧、夕立。人になってもいいぞ。｣
俺が言った瞬間、刀達が人になった。
桜華様はと言うと...
忠臣｢おぉ...！凄いなAは！｣
褒めてくださった。初めてだ....これをやって褒めて貰えるのは....
朝霧｢お初にお目にかかります桜華様。朝霧と申します｣
夕立｢俺は夕立！よろしくな桜華さん！｣
｢夕立呼び方っ!｣
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若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» 続き頑張るぅ↑↑w (2020年11月25日 21時) (
レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨こころ - 続き気になるぅ！ (2020年11月25日 21時) (レス) id: 87155e6e69 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - アイスゥさん» まじですか!!!ありがとうございます!!!そう言って貰えてめちゃくちゃ嬉しいです!!!((＾ω＾≡＾ω＜ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱ (2020年11月23日 11時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
アイスゥ(プロフ) - めっちゃ好きです!!!!忠臣の小読みたかったんです!!!! (2020年11月23日 10時) (レス) id: 26f08d0bf6 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» ありがとうございますﾍﾍｯ( ＾∀＾)自分自身も書いててニヤけが止まりませんw (2020年11月19日 21時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：若葉 | 作成日時：2020年11月2日 20時
