二十七:一人ぼっち ページ34
｢......今まで.......隠し事を言っても嫌いにならないって言ってくれた人達に頑張って打ち明けたのに....裏切られて....嫌ってきて....皆離れていって......1人になって.......だから....もう言いたくないんです....｣
駄目だ。あの時の....嫌われた時の事を思い出したら涙が止まらない。桜華様の前なのにっ！こんな事なら
忠臣｢そうか..............辛かったな.....｣
｢っ....うわぁぁ.....なんでっ...なんで私は嫌われなきゃいけないのっ...何も悪いことしてない....なりたくてこうなったんじゃない......なんでぇ....｣
辛い。だけど私を理解してくれるのは兄さんだけ。だけど兄さんとは『生き別れ』。
私が泣き続けていたら、脳内で相棒達が何故か謝ってきた
朝霧｢主様。大丈夫ですか？すみません..... 僕達のせいで......｣
夕立｢やっぱ主、辛いよな....ごめん....｣
私は桜華様の前なので、脳内で返事した
｢(んーん....大丈夫...2人は何も悪くないから....謝らないで....)｣
朝霧・夕立｢はい..../おう....｣
ってそろそろ泣き止まないと...また前みたいに...痛い事される.....
忠臣｢.................A。｣
｢っ！も、申し訳ございませっ...！痛いのだけは.......痛いのだけはお願いだからやめてくださいっ....｣
私は多分、軍に入って初めて人前で泣いただろう。こんなかっこ悪いところ、誰にも見られたくなかった...
忠臣｢...何故謝る？安心せよ。｣
｢へっ......？｣
安心しろ？出来るわけない。総帥様と2人きり。しかも私は反抗(？)してしまった。いつﾀﾋんでもおかしくないのだ。
忠臣｢この軍の奴らは、皆優しい。お主を.......仲間を傷つける奴など、居ないのだ。｣
｢......ほんと....ですか？｣
忠臣｢あぁ。だから泣き止め。｣
そう言って、桜華様は私を抱きしめて、頭を撫でてきた。初めて優しくしてくれた....隠し事言っても痛いことしないって言ってくれたようなものだよね...？
｢っ...ごめんなさっ.....｣
泣き止めと言われたのに優しくして貰えて、更に涙が溢れてきた。
忠臣｢なっ？！わ、我は泣き止めと.....！｣
｢これはっ....嬉し涙ですっ！｣
忠臣｢そ、そうか？ならば良いのだが....｣
今だけは....甘えてもいいよね....？
私は桜華様の服に顔を埋め、泣きじゃくった。
忠臣｢(そんなに言うのが辛いのか....我が力になってやらなくては........)｣
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若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» 続き頑張るぅ↑↑w (2020年11月25日 21時) (
レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨こころ - 続き気になるぅ！ (2020年11月25日 21時) (レス) id: 87155e6e69 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - アイスゥさん» まじですか!!!ありがとうございます!!!そう言って貰えてめちゃくちゃ嬉しいです!!!((＾ω＾≡＾ω＜ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱ (2020年11月23日 11時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
アイスゥ(プロフ) - めっちゃ好きです!!!!忠臣の小読みたかったんです!!!! (2020年11月23日 10時) (レス) id: 26f08d0bf6 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» ありがとうございますﾍﾍｯ( ＾∀＾)自分自身も書いててニヤけが止まりませんw (2020年11月19日 21時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：若葉 | 作成日時：2020年11月2日 20時
