二十二:早く食べさせてくれ頼むから ページ28
私達は本部に戻った。戻った頃には皆さん起きていた
月夜叉「あっ閣下!Aちゃん!何処に行っておられたんですか!」
忠臣「こやつの褒美を買いに行っていたのだ。」
月夜叉「そうだったのですか....あっAちゃん!」
「は、はい!!!な、なんで御座いましょう!!!」
月夜叉「片付け、ありがとう。とても助かったわ。」
「いえ。部下として当然の事をしたまでです!」
月夜叉「1人でやったの?」
「はい。4時間ぐらいで終わりました」
月夜叉「まぁ....お疲れ様。今日はもう休んでて良いわよ」
「えっ?!でも...」
月夜叉「いいの!後はこっちでどうにかするから!Aちゃんはご褒美を堪能してて」
「は、はい!では、お言葉に甘えさせていただきます!ありがとうございます月夜叉様!」
月夜叉「いいのよ。」
忠臣「ほら、A。」
桜華様はどら焼きを食べながら私の分のどら焼きを袋ごと渡してきた
「あ、ありがとうございま....桜華様、立ったまま食事をするのは行儀が悪いですよ!!!食べるなら座ってください!!!」
忠臣「む。ふはふは(すまぬな)」
「もう.....では、失礼させていただきますね」
忠臣「うむ。またな」
月夜叉「またね」
私は一礼してその場を去った。
そして部屋に入る。
「っはぁ〜〜♪やっとどら焼きが食べられる!」
私が超絶ご機嫌で居ると、脳内に『いつもの2人』の声が聞こえてきた
朝霧「おや主様。美味しそうなものを買い与えて貰ったんですね」
夕立「美味そー!俺らにも一口でいいからちょうだいっ!」
「なっ....い、嫌だ...渡したくない.....と言っても、最近よく2人にはお世話になってるからいいよ」
夕立「えっまじ?!」
朝霧「あの主様が好物を他人に譲る......おい夕立!台風対策を!!!」
「っ余計な事はするな!///このっ///」
朝霧「ふふっ申し訳ございません主様。つい」
夕立「可愛いなぁ主は!」
「だっ黙れぇ///」
朝霧「ほら主様、どら焼きは温かいのでしょう?覚めてしまいますから早く!」
「わかったよ...」
そう言って私は眼帯を外す。
「____いいぞ。朝霧、夕立。人になるがいい」
私___俺がそういった瞬間、相棒達は人の姿に変わっていく。
朝霧「んんっ...久しぶりに人になれた」
夕立「人の姿サイコー!!!」
「おい夕立。あんまり騒ぐな。皆にばれたらめんどくせぇ。」
夕立「すんませーん!」
朝霧「全く夕立は....」
俺は何時になったらどら焼きを食べれるんだ...
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若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» 続き頑張るぅ↑↑w (2020年11月25日 21時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨こころ - 続き気になるぅ! (2020年11月25日 21時) (レス) id: 87155e6e69 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - アイスゥさん» まじですか!!!ありがとうございます!!!そう言って貰えてめちゃくちゃ嬉しいです!!!((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア (2020年11月23日 11時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
アイスゥ(プロフ) - めっちゃ好きです!!!!忠臣の小読みたかったんです!!!! (2020年11月23日 10時) (レス) id: 26f08d0bf6 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» ありがとうございますヘヘッ( ^∀^)自分自身も書いててニヤけが止まりませんw (2020年11月19日 21時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:若葉 | 作成日時:2020年11月2日 20時