八:大丈夫 ページ11
コンコンコンッ
忠臣「A、どうした?大丈夫か?」
「へっ....桜華様...?!だ、大丈夫ですっ...」
忠臣「....大丈夫じゃないな。入るぞ」
「ちょっ...?!いっ今は!!!」
ガチャ
忠臣「大丈......何故泣いている。なにかあったか?」
「こ、これは...その....っ...」
最悪だ。泣いている所を見られた...この軍に入ってから泣いてる姿誰にも見せてないのに...
スタスタスタ....
忠臣「......話してみよ。」
私に近寄り、優しく仰った。
「.....昔の夢を見たんです....お父さんとお母さんがっ....私のせいでタヒんじゃう....うぅっ...」
思い出すだけで涙が溢れてきて止まらない。
忠臣「そうか.....辛かったな。よく耐えたな。ギュッ」
「へっ.....?」
抱きしめられた...?国の総帥に?我が主に?
「あのっ桜華様っ....」
忠臣「お主が落ち着くまで傍に居てやる。ナデナデ」
「ぅえっ...?!////」
今度は頭を撫でられた。いやどうしたんですか桜華様!?病気...?←失礼
忠臣「........今日の戦には出られそうか?」
「出ますよ!何がなんでも!」
忠臣「元気そうで良かった。......大丈夫だ。お前はもう1人じゃない。我らが傍にいる故、安心せよ。」
「ありがとうございます....桜華様。」
忠臣「何、どうということはない。」
「そういえば、何故私が苦しんでいる事が分かったのですか?」
忠臣「何故か?それはな、かなり大きなお主の叫び声が聞こえたからだ。『1人にしないで』とな。」
「そんなに大きかったのか....申し訳ございませんでした...うるさかったですよね」
忠臣「気にするな」
そう言って微笑む。かっこいい....
「ありがとうございます」
忠臣「落ち着いたか?」
「は、はい!お陰様で!」
忠臣「そうか。ならば早く支度をすると良い。いつもより10分は早く出るからな。ではな」
「はい。ありがとうございました。」
そう言って桜華様は部屋を出ていった。
「.......抱かれるのと撫でられるの、心地よかったな....///」
はい!!!ちょいと今回は恋愛要素(?)入れてみました!書いててめちゃくちゃニヤニヤしてましたw
次は多分戦のシーン書きますのでお待ちを!!!
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若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» 続き頑張るぅ↑↑w (2020年11月25日 21時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨こころ - 続き気になるぅ! (2020年11月25日 21時) (レス) id: 87155e6e69 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - アイスゥさん» まじですか!!!ありがとうございます!!!そう言って貰えてめちゃくちゃ嬉しいです!!!((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア (2020年11月23日 11時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
アイスゥ(プロフ) - めっちゃ好きです!!!!忠臣の小読みたかったんです!!!! (2020年11月23日 10時) (レス) id: 26f08d0bf6 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 霧雨こころさん» ありがとうございますヘヘッ( ^∀^)自分自身も書いててニヤけが止まりませんw (2020年11月19日 21時) (レス) id: 3784a17ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:若葉 | 作成日時:2020年11月2日 20時