弟たちと遊びたいだけのただの一般人です【d！】【ら運営】 (ページ10)

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十人目の弟ページ10

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「喜んでもらえてよかった」
syo『…姉さんって姉さんよな』
「…まぁ私は皆からするとお姉さんだからね…？」
syo『あーそやけどww…ん〜…姉さんって言うても
俺たちは実の姉弟ちゃうやろ？でも、俺らから
すると本当に姉ちゃんがいるみたいに感じて』
「…確かに皆とは姉弟でもなければ血も繋がって
ないけど困ってるなら助けたいし困ってなくても
何かできる事があればしてあげたくなるんだよ」
syo『姉さんからすると俺たちは多分、実の弟
みたいな感じで接してて…家族って感じがして…
姉さんの誰でも自分の家族とか姉弟みたいに
接してくれる所凄い好きなんよ』

「…私がお姉ちゃんに産まれたから誰がいつ私を
頼ってきても力になれる人でありたいから自分
から動いてきたからかな…それでシャオロン君が
私を頼って…好きって言ってくれたから…私は
とっても嬉しいな」
syo『俺も…姉さんが喜ぶ姿見ると嬉しいで』
(そう言ってくれると本当に嬉しいな…)
「…なら私自身も、勿論シャオロン君も喜べる
ように練習頑張らなくちゃね」
syo『俺も姉さんがのれるまでに忘れんように
練習しとこかな…』
「二人で並走できたらいいね」
syo『並走かぁ…ええな頑張ろ！…っし！朝の練習
で定期的にのって今のうちに慣れとこかな』
「頑張ってね」

syo『おん！』
「あ、見てシャオロン君」
syo『ん？』
「外道丸が嬉しそうにコッチ見てるよ」
syo『馬の話とか多かったからか？』
「かもしれないね…」
syo『あとは、ひとらんの名前も出たからな』
「そうだね…賢い外道丸に先に聞いておこうかな…
…外道丸、私がのれるようになったら外道丸に
のせてもらってもいい？……ぁ、ふふ…」
syo『お、めちゃくちゃ顔舐められとる…
嬉しそう？やな、ええって事やない？』
「そうかな？」
syo『おん、多分そうやで外道丸はひとらんの
相棒で賢くてええやつから！』
「ふふ…そうだね…お願いね外道丸」
syo『そろそろ小屋の片付けするか』
「うん」
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「…あ…そうだ」
syo『ん？どうしたん？』
「シャオロン君…イフリート…ってどこにいるか
わかったりする？」
syo『イフリー…ト……あぁ…ゾムの…んー？…
確か…朝なら城の入口見張っとったり…ゾムと一緒
におったりするか？でもゾ厶とはおらんかな』
「そうなの？」