六人目の弟 ページ6
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(お昼は楽しかったな女の子も無事助けられたし
次は何しようかな…)
『ん？あ、姉さん！』
「鬱、お仕事は終わったの？」
ut『休憩中です〜』
「そっか、ソレでタバコを吸ってたんだ」
ut『そうなんすよー姉さんタバコは大丈夫って
聞いたんですけど吸いはしないんですか？』
「吸わないかな…あ、どうしてもって言うなら
吸おうか？お仕事とかでは吸うから大丈夫だよ」
ut『吸えないもんかと思ってましたわ…吸うとき
何吸ってるんです？』
「何でも吸えるよ相手に合わせるかな」
ut『はえ〜…すげぇ…』
(吸うのはあんまり上手じゃないけどね)
「鬱、休憩時間ってどれぐらいあるの？」
ut『ん〜…十五分ぐらいですかね』
「そうなんだ、じゃあ私が30分前に敷地で見た
お昼寝してる人は鬱じゃなかったんだねサボりの
新兵さんかな？トントン君に報告しておくね」
ut『姉さん、何か欲しい物あります？』
「特にないかな」
ut『…行きたい場所とか…』
「城下町は午前中にトントン君と行ったから」
ut『ｯｽｰ……』
(凄く必死…遊びすぎたかな)
「……でもやってみたい事があるんだよね
…いいかな？鬱」
ut『ﾌｩ…何でしょう』
「鬱の担当してる部隊の書類仕事なんだけど
どう？」
ut『！姉さん!!勿論!なんならお願いします!!』
「ありがとう
…夕食までには終わるかな…」
ut『いやぁー!!やっぱ姉さんですわ!!』
「進捗はどれぐらい？」
ut『6割です！』
「…最善はつくすね」
ut『姉さん、そんな!!』
「大丈夫、最善はつくすし応援もするから」
ut『本気だしちゃうもんね』
「本当？鬱の本気楽しみだな」
ut『任せてくださいよ!!』
—
(部屋には時計の針の音とペンを滑らせる音だけ
が聞こえる始めたら早いんだけど始めないから…)
ut『…………』
(私は今の所手伝うって決めた分は終わったけど
鬱が終わってから声を掛けるつもり集中してる
みたいだから)
ut『………終わった…!!姉さん!!終わりました!!』
「…私も丁度終わったところ」
ut『いやぁ…本当に！ありがとうございます!!』
「大丈夫だよ、でも次からは貯めずにサボらない
でしっかりやるんだよ」
ut『はぁい』
「トントン君に提出しようか」
ut『あ、ちょっとタバコいいですか？』
「どうぞ」
ut『………はぁー…生き返る…』
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作者名：なつき | 作成日時：2022年12月10日 0時
