十一人目の弟 ページ11
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syo『俺が部屋でたときゾムとすれ違って今から
寝るって言うとったからな』
「そっか…なら、見張りかな？」
syo『多分な』
「なら今度にしようかな見張りもイフリートに
とってはお仕事だからね」
syo『ゾムに言えば多分会わせてくれるで』
「そうするよ…ありがとうシャオロン君」
syo『ええで、なら片付け終わったし食堂
行こうやええ時間やし』
「うん」
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syo『…姉さん』
「なに？シャオロン君」
syo『俺らも…いや、誰でもさこんな時代やし
いつ死んでもおかしくないやろ…やからさ…約束…
姉さんか俺か…どっちかが守れんかもしれん…
……そん時は!!……次、次に約束守ろうな』
「…うん、死んでも守るものが約束だからね」
syo『おん！できるだけ早く行こうな姉さん』
「うん、わかってるよ…私も早めに上達するから…
だからって気を抜かないでね？わかった？」
syo『当たり前やん！そんなん！人気者が死ぬと
皆悲しんでまうからな』
「ふふ…そうかもね…流石、シャオロン君」
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『Aさん、おはようございます』
「あ、コネシマおはよう相変わらず早いね」
syo『コネシマおはよう』
kn『おはよう…二人で何してたんですか？』
「あ、見てたの？」
kn『…食堂来る途中に見えて…』
syo『二人で小屋の方見に行っとったんや』
kn『ひとらんの所か』
「うん様子見ておきたいと思って」
syo『あ、コネシマ今度の訓練で＿＿』
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—
(あ、気づいたら皆集まってるみたい…そろそろ
グルッペンの号令かな)
gr『いただきます』
全員−gr『いただきます／!!／ー!!』
―
全員『ごちそうさま／でした／!!』
(さぁ…今日は何をしようかな…)
『Aさん』
「エーミール君…どうかしたの？」
em『Aさん宛にいつものように皆さんから
お手紙が届いたので渡しに来ました…どうぞ』
「皆から…！…ありがとうエーミール君」
em『どういたしまして』
「今度エーミール君の所に何かもって伺うね」
em『ありがとうございます、私はいつでもお待ち
していますよ…では、失礼します』
「うん、ありがとうお仕事頑張ってね」
―
「皆といるのは勿論、部屋も落ち着くよね……
…手紙読もうっと…まずは……」
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作者名：なつき | 作成日時：2022年12月10日 0時
