②夢より原作優先で軌道修正始めます【wrwrd】【ら運営】 (ページ9)

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ビーチフラッグスページ9

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勢いよく抱きついてきたのは私の貞操を心配しての
行動らしいので本当に天使としか思えない

そしてそのあと意外にも大先生にも注意されて
しまったので流石に気をつけようと思う

鼻血を止めるため二人と一緒に海の家まで行き
ティッシュを貰い今はパラソルの下で休んでいる

今は大先生がらっだぁ達に軽く話をしにいってくれた
のでらっだぁ達に迷子だと思われる心配もない

そして見る限りトントンにコネシマとシャオロンが
加わり何やらビーチフラッグスをしているのが分かる

『楽しそうだね、あとで参加させてもらおっか』
「あー…うん、そうだね…皆でやるの楽しそう」
ut『え゙っ…Aちゃんもやるん？』
「あおいちゃんがするらしいので」
ut『俺は観戦でー、…』
「鬱さんも一緒にやるんですよ」
ut『か、勘弁してください…』

興味津々といった様子のあおいちゃんに嫌なんて
言えるわけもなく戻ってきた大先生の方を見て呟く

大先生は私が参加しないものだと思ってたらしく
裏切られでもしたような顔でこちらを見てくるが
私も本当は観戦していたいのだ

しかしあおいちゃんが優先の私は安寧よりも
諦めと道連れを選ぶ

『痛くない？』
「うん、大丈夫…そろそろアッチ行こうか」
ut『あ゙ー…マジで行くん？Aちゃん』
「…水着の女子もいるんですよ」
『大丈夫？』
「ごめんね、今行くよ」
ut『行くか…』
(ちょろい…)

鼻血を止めていたティッシュをゴミ箱に捨てれば
心配そうに話しかけてくるので笑顔で返事を返す

嫌そうな大先生を見て少し考えたあと耳元で
適当にやる気の出そうな事を言えば予想通り
チョロかったので大先生はやっと歩き始める

少し先にいたあおいちゃんの方に小走りで近付けば
嬉しそうに微笑むので可愛いとしか言いようがない

「らっだぁ、参加してもいい？」
rd『A！もう大丈夫なの？』
「うん、平気」
ut『シャオちゃん♡』
sha『うわ、キショ…』
rd『じゃあ二人はそっちね』
『はい！』
「うん」

丁度キリが良さそうだったので近くのらっだぁに
声をかければ心配してくれる

大先生が開いていたシャオロンの横に並んだことで
必然的に私達は端に並ぶことになった

それにしてもビーチフラッグスは当然初めてなので
大先生とAちゃんには勿論らっだぁ達にも
内緒だが実は結構楽しみである