②夢より原作優先で軌道修正始めます【wrwrd】【ら運営】 (ページ8)

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止め方ページ8

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いつの間にか戻ってきたらしい三人と
砂遊びを終えた緑君とらっだぁもやってきて
賑やかになってきた

(推しがいっぱい…また鼻血出ちゃう…)
ut『…Aちゃん』
「？…はい」
ut『…あおいちゃんの水着姿見たいやろ？』
「ｯｽｰ…あ、の……見たいです…」
ut『ww正直やね、…じゃあ行こか』
「はい、…」

どうにか端には逃げられたものの視界には
推しが5人以上

半分放心状態になっていればいつのまにか
隣にいた大先生が小さい声で話しかけてくる

手招きをされるので躊躇しながらも
大先生の方に顔を近づける

近付いた大先生が私の耳元で囁いたのは
1番のプレゼントと言っても過言ではない提案

姿を見たい気持ちと会いたくない気持ちが殴り合いを
始めるも結局勝つのは欲であり頷いてしまった

すると楽しそうに笑う大先生が
動き始めるので諦めて大人しく後ろをついていく

ut『ん、ほら…あおいちゃん、隣はシャオ…__』
「…か、…かわいい〜…!!!!
ちょっとフリルがあるのも色も似合ってる〜…
はっ、待って水着同じ種類か、…あー…」
ut『…俺よりガン見しとるなぁww
というか、Aちゃんも水着なんやね』
「…鬱さん、見て…！…同じ水着なんですよ、！
あおいちゃんと、同じ…！」
ut『…えっ『Aちゃん!?!?』…』

ピタリと動きの止まった大先生の後ろから
覗くようにしてあおいちゃんの方を見る

思わず呟いて慌てて口を抑えるもバレてるしなぁと
顔色を伺えば最初はポカンとしていたものの
すぐに楽しそうに笑い始めた

大先生に隠し通すのは潔く諦めてから上に着けていた
ラッシュガードを捲り上げ水着を大先生に見せる

固まった大先生が口を開いたかと思えば
向こうからあおいちゃんが驚いた様に近付いてくる

『な、な、な…何やってるの！？！？
そ、そんなｯ…ふ、服捲り上げちゃダメだよ！？！？』
「！？」
ut『えっ、Aちゃん鼻血…?!』
『ご、ごめんね！勢いよく抱きついちゃったから！』
(…早く止めよ、鼻血…)

近付いてきたかと思えば勢いよく抱きついてきた
あおいちゃんにやばいと思った時には既に遅く

手のひらにポタッと血が垂れてくる
混乱する二人には申し訳ない

とりあえず二人を落ち着けるために以前先生が言って
いた手順通りに鼻血を止める事を優先しようと思う

『ごめんねぇ…』
「いや、逆にありがとう…」