あやとり ページ44
取り残された私とエラーさんとホラーさん。エラーさんはあやとりをしていて、ホラーさんは凄い勢いで食べ進めていてもう少しで料理が全て無くなりそうだ。一体その体の何処にそんな胃袋があるのだろう、いやスケルトンだから骨袋か?
ホラー「これ欲しいのか?」
するとホラーさんが私を見る。うっかり彼をずっと眺めてしまった為彼に不審に思われたのだろう。これというのは彼が食べている丸くて小さなドーナツだった。
A「えっと......」
ホラー「遠慮しなくて良いぜ、お前の歓迎会だからな。ほら、食べろよ」
私が返事をする前に彼が私にドーナツを刺したフォークを向けてくる。どうやら食べさせてくれるのだろうか?これで断るのも逆に悪いし、ここはいただくとしよう。
A「ん......美味しいですね......!」
ドーナツの味は一言で言うと、いちごミルクの味で甘くて美味しかった。これもクロスが作ったのだろうか?私がそう言うとホラーさんが笑顔になって言う。
ホラー「そうか、まだまだあるからな。
欲しかったら言えよ?」
彼はそう言うと食事を再開した。何故だか彼が食べている姿は見ていて飽きない。私はする事も無くてただボーッとしていると、先程から黙っていたエラーさんが言う。
エラー「A、今暇カ?」
A「え、はい。暇ですよ?」
するとエラーさんが私にあやとりを見せた。
エラー「前かラ気になっテたんダガ.....あやとりっテできルか?」
A「えと.....元の世界に居た頃にやってたので、少しはできますよ」
私がそう言うとエラーさんが顔を明るくする。
エラー「本当カ....!人間なラやはリ出来るンじゃナいカと思っテたんダ。お前が良けレばあヤとり教えテくれナいカ?」
あやとり.....ハマってて暇つぶしにやってた時期があったな。簡単なやつなら教えられるから良いかな?
A「良いですよ、でもあやとりの紐とかって何処にあるんですか?」
エラー「あァ、ソれなラ俺が作るゾ」
エラーさんはそう言うと彼の能力で青色のあやとりの紐を作って私に差し出した。
A「ありがとうございます!それじゃあ早速ですが_____」
私はその後エラーさんにあやとりを教えてあげた。エラーさんも珍しく楽しそうにしてくれたので私としても教えていて楽しかった。
−−−−−
今回からちょっと夢主と闇AUのズニキ達の絡み増やします!!
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インクサンズになった(インクめっちゃ推しとインク推しの人) - 新しい物語待ってます!頑張って! (2021年9月7日 22時) (レス) id: f700950663 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ(プロフ) - インクサンズになった(インクめっちゃ推しとインク推しの人)さん» ただいまです!!! (2021年9月7日 5時) (レス) id: c92b735098 (このIDを非表示/違反報告)
インクサンズになった(インクめっちゃ推しとインク推しの人) - お帰り!!! (2021年9月6日 22時) (レス) id: f700950663 (このIDを非表示/違反報告)
腰山愛咲 - 戻ってきた!!おかえり! (2021年9月6日 9時) (レス) id: b909f8e853 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ(プロフ) - もっちーさん» 大変お待たせしました!!!復帰しましたので、続き書いていこうと思います! (2021年9月4日 3時) (レス) id: c92b735098 (このIDを非表示/違反報告)
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