【第一章】夢主が闇AUの癒し枠になる話【UndertaleAU】

クロスさん ページ5

前にいる触手が邪魔で少し横から顔を出すと前には全体的に白と黒のスケルトン？の様な人が立っていた。


A「は、はじめまして」


ｸﾛｽ「あ、どうもこんにちは。クロスっていいます」


やっぱりこの人がクロスっていう人か。取り敢えずお辞儀だけしておこう。


ﾅｲﾄﾒｱ?「そういや俺らの名前言ってなかったな」


ｴﾗｰ「俺はエラーだ。ヨろしクナ」


ﾅｲﾄﾒｱ「俺はナイトメア。闇AUのリーダーだ」


この触手がリーダーって大丈夫なのかこの組織.....


A「私はAです。気付いたらこの世界に来てました」


ｸﾛｽ「先輩、トリップって事ですか？」


ﾅｲﾄﾒｱ「そうだ。暫くはこいつをうちで働かせる」


家事出来るかな.....


ｸﾛｽ「なるほど...！俺の仕事が減りそうで嬉しいです！」


そんな喜ぶ程、仕事大変なのか....？余計に心配になってきたわ....


ﾅｲﾄﾒｱ「とりあえずクロス、家を案内してやれ」


ｸﾛｽ「分かりました、Aさん着いて来てください」


クロスさんに案内される様だ。結構広そうだし迷わない様に案内された方が良いかな。


A「あ、はい」


ﾅｲﾄﾒｱ「クロス、一応お前の後輩だから敬語の必要はないぞ」


あ、ここ先輩後輩の関係あるのね。


ｸﾛｽ「あ、分かりました。いくぞ、A」


なんか急にタメになると雰囲気変わるなこの子.....


−−−−−−

ｸﾛｽ「最後にここがキッチンだ。ちなみに料理は出来るのか？ 」


凄い広い建物だったな.....そしてここもすごい綺麗なキッチンだな......普通に高そうなコンロとかが置いてある。


A「えっと、料理は一応好きでよくしてたので出来ます」


ｸﾛｽ「そうか、それは助かる。明日からご飯を作って貰うからな」


え？早速明日から？なんか早くないですか？私が遅くて追いつけてないだけ？


A「わ、分かりました。その.....質問何ですけど....」


ｸﾛｽ「何だ？」


A「皆さんって、人間じゃないですよね？」


先程から気になってた事を言う。これはハッキリさせたかった。


ｸﾛｽ「あぁ、俺も先輩達も全員スケルトンだ。お前みたいな人間はこの辺じゃ珍しいな」


スケルトン.....人間の肉がなくて骨しかない状態の事だよね....


A「なるほど......」


ｸﾛｽ「質問はそれだけか？それじゃあ先輩達の好きな食べ物をリストにして渡すぞ」


クロスさんはそう言うと紙にリストを書いている。スケルトンにも好物ってあるんだな....

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