【第一章】夢主が闇AUの癒し枠になる話【UndertaleAU】

ここは何処？ ページ2

.....ここは？


ふと目を開ける。周りを見ると真っ暗で、かろうじて奥にドアがあるのが分かる。そのドアまで歩いて、ドアを開ける。


??「っ.....！」


ドアを開けると光が入ってきて眩しくて目を伏せる。


??「眩し.....ここどこ？」


周りを見渡すとそこは森のようで、幸い昼だったので周りが明るい。


??「取り敢えず....落ち着こう」


私は1度状況を整理する事にした。

私の名前は 夜桜 A。至って普通の女子高生だ。確か最後の記憶だと学校に向かって歩いていた筈....


A「もしかして......誘拐！？」


誘拐されたのではないかと思って焦る。が、私の居た場所は普通の馬小屋のようで特に私を拘束する様な物は無かった。


A「誘拐だと拘束するとか普通するよね......じゃあなんなんだ？」


私は周りを見渡すがいくつかの木しか見えず人の気配もない。


A「ヤバい......ここに居てもしょうが無いし周りを見てみようかな」


私はそう思って歩き始めた。私の所持品は幸いスマホがあった。


A「電波あるかな......」


電波を探すが森の中なので当然無い。私は諦めて歩き始めると、見晴らしのいい場所に出る。


A「本当に誰も居ないな.....もしかして私このまま誰にも見つからずに餓死する！？」


私はそう思って背筋がゾッとする。しかもどうやらこの辺りはただの森ではなく雪山の様だった。


A「寒い......早く誰か探さないと....」


私は早く誰かを見つけないと、と思っていると突然後ろから足音がする。


A「！？まさか熊！？」


ヒグマなどの好戦的な熊かと思い、私は熊と遭遇したらどうしたら良いのかと記憶を辿る。


A「そうだ、急に走ったりすると熊を刺激する事になるから.....ゆっくり後ろに......」


ゆっくり後ずさりするが、その足音は一直線にこちらに向かっていた。


A(まさか、場所バレてる....！？)


私は逃げる準備をする。すると前から黒い触手を生やした生物と対面する。

??「.....何でこんなとこに人間がいるんだ？」

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