トラジャの愛され娘は松倉担 4

夢 ページ30

Aside



カーテンの隙間から入ってくる陽の光で目を覚ます。



ふと隣を見たら赤ちゃんみたいにかわいい顔をして寝てる海斗くんがいて、お泊まりしてたことを思い出した。



時計を見るとまだ7時。



今日のお仕事は2人ともお休みだし
まだ寝れるなとも思ったけど、パッチリ目が覚めてしまって起きることにする。



海斗くんを起こさないように、そうっと腰に巻きついてる海斗くんの腕を離そうとしたら、



松「、、、ん、A」



またぎゅっと抱きしめる力が強くなった



『あ、ごめん起こしちゃった？』



松「、、、」



え、寝てる？



寝言で私の名前言うとか私愛されてるな〜！



って、あれ？



『海斗くん？どうしたの？』



寝ているはずの海斗くんは泣いていた。



この後も苦しそうに唸っていて



『海斗くん？』



嫌な夢でも見てるのかな、と起こすことにした。



『海斗く〜ん？起きて』



松「、、、ん」



『おはよう。大丈夫？』



松「A、、、？」



『そうだよ？』



何かを確かめるように私の顔をペタペタ触りだす海斗くん。



『泣いてたけど大丈夫？』



松「、、、よかった〜泣」



またポロポロ泣き出す海斗くん。



『わ、どうしたの〜！』



松「Aが俺の前からいなくなっちゃう夢見た。俺のこと嫌いになったって、、、泣」



『私いなくならないよ。海斗くんのこと好きだよ、ちゃんと。大丈夫だよ海斗くん。』



松「うん、ごめん、俺今すげぇかっこ悪い」



『そんなことないよ』



松「あ、や、あのAを信じてないとかじゃなくて、たd」



『わかってるよそんなこと笑』

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