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『あんの、くそチンパンジーめ』と呟きながら
くじゃぐしゃにされた髪の毛を整える
そしてふと視線を感じて、見ると
顕嵐がそっと目をそらした。
『あらんくん、私に見とれてた？笑』
冗談混じりに言った言葉。
顕嵐はまたこっちに視線を戻して
「うん。Aに惚れそう」
その目は笑ってなくて
真剣な目に見えて
一瞬ドキッとした
「なんつって、なに、まじな顔してんの」
そう言うと、私のおでこをツンと人差し指で押した
『も、もう！クールボーイはもっと表情筋鍛えて！
冗談なのに、わかんなかったじゃん！』
「あー、はいはい」
そーいって流す顕嵐。
「冗談じゃないけどね」という顕嵐の呟きは私には聞こえなかった。
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かなな(プロフ) - 蘭さん» 読んでいただけてすごくありがたいです！更新頑張りますね。貴重なコメントありがとうございます。 (2018年2月4日 2時) (
レス) id: b09e3fae35 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続きが楽しみです。 (2018年2月4日 0時) (レス) id: 3d5cc8d928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：plum❅ | 作成日時：2017年11月11日 20時
