検索窓
今日:16 hit、昨日:1 hit、合計:39,624 hit

49 ページ50

奈緒はそれ以来ずっと目を覚まさない。




いわゆる植物状態っていうやつ



先生からもこのままかもしれないと言われた




俺の中で後悔ばかりが募っていった。




あの日もし喧嘩していなかったら



変に意地張っていなかったら



たられば繰り返して、



やるせない気持ちに何度も追い込まれた。







奈緒のところへ何度もお見舞いに行くけれど、奈緒はまだ目を覚まさなくて、




ほかに俺が出来ること。






奈緒が前にこんな話をしていたのを思い出した




「私ね、将来学校の先生になりたいんだ!」



そう言って、彼女は子供が好きだとか、こんな先生になりたいだとか笑顔で話してくれた




そして今、俺が代わりに奈緒の夢を叶えるぐらいしかできないと思った



なおが目を覚ました時に、「なんで紫耀がなるのよ」って笑ってほしい




ただそれだけ。




俺は先生になるために勉強した

この小説の続きへ→←48



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
188人がお気に入り
設定タグ:平野紫耀 , 岸優太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:plum x他1人 | 作成日時:2017年10月7日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。