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そう聞いたら
「あー、部屋にあったやつね
…うん、そーだよ」
先生はあの時と同じ表情をした
そして私に背を向ける
私はまた後悔した。
口に出してしまったこと
先生にそんな顔をさせたこと
その表情が余計に先生のことを知りたいと思わせたこと
『何があっ…』
キンコーンカーンコーン
聞こうとしたとき、昼休みの終わるチャイムが鳴って
「もう鳴ってもうたな、今日はありがとうな。」
そう言って笑ってた
なにも笑うことしてないのに
笑った顔とは裏腹に先生の心が傷ついているように見えた
傷つけたのは、私
その罪滅ぼしに
傷ついたその心を治したい
そう思った。
なんとも自分勝手な私を許してください
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作者名:plum x他1人 | 作成日時:2017年10月7日 20時