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そう聞いたら


「あー、部屋にあったやつね





…うん、そーだよ」



先生はあの時と同じ表情をした


そして私に背を向ける




私はまた後悔した。



口に出してしまったこと


先生にそんな顔をさせたこと


その表情が余計に先生のことを知りたいと思わせたこと




『何があっ…』


キンコーンカーンコーン


聞こうとしたとき、昼休みの終わるチャイムが鳴って


「もう鳴ってもうたな、今日はありがとうな。」


そう言って笑ってた


なにも笑うことしてないのに


笑った顔とは裏腹に先生の心が傷ついているように見えた


傷つけたのは、私



その罪滅ぼしに


傷ついたその心を治したい


そう思った。


なんとも自分勝手な私を許してください

40 岸→←38



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設定タグ:平野紫耀 , 岸優太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:plum x他1人 | 作成日時:2017年10月7日 20時

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