手違いで第四校舎に転入してしまいました…【セクメン】

第23話 test ページ26

Aside


先輩と卓巳くん達の話についていけない……


『裏獅子』？裏番？どういうこと？

頭の中を？が飛び交っている。


と、とりあえず海先輩がバイトたくさんやってる事は分かった！


「ところで勉強で思い出したんだけど、もうすぐテストだけど二人とも大丈夫なの？」

「「ゔ……」」


じゅんぺい先輩と卓巳くんが分かりやすくギクッとする。


「いや..それは..まあ..」


卓巳くんに、はあ……とため息をつく。


「授業出ないからだよ」

「お前が言うな！」


卓巳くんに軽く頭を叩かれる。


「いったぁ！私はちゃんと出てるしー！
聞いてないだけ」

「意味ねぇ！」


いつもみたいに、卓巳くんとふざけていると
じゅんぺい先輩達が話しているのが聞こえた。


「オイ、こいつも入れろよ」


そう言ってじゅんぺい先輩が指すのは、サイハ先輩。サイハ先輩頭良さそうなのに？

「あれ？先輩たしか成績いいはずじゃ……？」


卓巳くんも同じことを思ってたみたいで、じゅんぺい先輩に聞く。


「こいつ、社会だけは俺と同じ２点」

「う、うわー(引)」


に、２点！？俺と同じって所は突っ込んだほうが
いいのかな……？


「歴史なんてなぁ現代には一切関係ねーんだよ！」


納得しそうになったけどそれ、ひらきなおってる
だけ……


「でもこの前のテスト二人とも赤点なかったっすよね？」

「「答案盗んだ☆」」


二人でＶサインをする先輩達。


「そういえば、お前は大丈夫なのか？授業聞いてないんだろ？」

「あはは……」


なんて答えればいいか分からず適当に笑っていると、じゅんぺい先輩と、サイハ先輩が言う。


「じゃあ、俺達と一緒に答案盗みに行こうぜ！」

「拒否権はねぇからな？」


拒否権ないのか.…じゃあ、行くしかないか！


「分かりました！」

「てゆうか、卓ちゃんは大丈夫なの？バカなんでしょ？」


すーちゃんに言われて、目を泳がせる卓巳くん。


結局、卓巳くん、サイハ先輩、じゅんぺい先輩、私の4人で行くことになった。


「よぉし、テストの答案盗むぞー！」


「「「「おぉー！！」」」」








学校が始まったので、更新が2日に1回くらいの
頻度になると思います……すみません！

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