第10話 欄麻さんと媚堂さん ページ12
Aside
背の高い人の手当てがやっと終わって、額の汗を拭う。すると、赤紫色の髪のひとに呼び止められた。
欄「おい、お前が俺達の手当てしてくれたのか？」
やっぱり男の人と話すの緊張するな…
「は、はい！でも応急処置なので…後で包帯交換したりしてくださいね？」
欄「ああ。…お前なんていう名前なんだ？」
「私は中宮Aです。あの、あなたは？」
欄「俺は、太刀魚欄麻。そっちのやつは、猫島媚堂だ。」
「欄麻さんと、媚堂さんですね。怪我お大事に！」
そう言って少し口角を上げる。なんだか、今日は色々あって表情筋がうまく動かない。
欄「っ/////ああ！媚堂行くぞ！」
媚「ﾊｯ、うん」
媚堂さんも起きたみたいで、２人は校門に向かっていった。
ふと、欄麻さんが振り返ってこっちを見る。
どうしたんだろう、不思議に思っていると欄麻さんが言った。
欄「手当てしてくれてありがとな。」
なんだ、お礼なんていいのに！
「いいえー！お礼なんていいですよ！」
私はその後、ふたりの姿が見えなくなるまで
見送っていた。
「なんか忘れている気が…」
卓「イテテテテ…」
「あ、卓巳くん！忘れててごめん！」
卓「ひでぇ！」
卓巳くんも結構怪我してたよね…
早く手当てしないと！
私は救急箱を持って、卓巳くんのそばまで
走っていった。
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まりも(プロフ) - 時雨 都さん» ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくです！(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2016年9月14日 20時) (
レス) id: 7ccd4d3623 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 都(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！！ (2016年9月14日 19時) (レス) id: cd89bf99bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも | 作成日時：2016年8月9日 16時
