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着いた先は高級ホテルの一室
部屋に入った瞬間に広がる一面の夜景
何度も入ったことがあるというのにAは毎回この夜景を見てテンションを上げる
窓に手をついて夜景を眺めるAを後ろから抱きしめて首筋にキスを落とす
「…蘭ってスーツ着た王子様みたい」
「アホなの？？」
キラキラした目でアホなことを言うところは昔と変わっていない
膝裏に手を這わせ抱き上げる
近くにあったソファに横抱きにした状態で腰をかける
薄暗い部屋に夜景の光でAの顔が少し照らされる
あの頃と違って色気の他に大人の雰囲気が漂って余計そそられる
「今週は仕事はどうだった？」
「蘭と竜胆がいないから寂しかった」
「またそれ？
たまには何が忙しかったとかないの？」
「だって本当にそうだよ？
2人がいないと寂しい」
初めの頃は本当に寂しそうな顔をしてたのに今となれば俺の反応を伺うように小悪魔のような笑みを浮かべて聞いてくる
Aは俺に抱きつきつつ、首元に顔を埋めるためサラサラとした髪を撫でると嬉しそうな声を上げた
「A、こっち向いて」
顎に指を添えて、額にキスをしてその後潤った唇に自分の唇を重ねようとした瞬間勢いよく部屋の扉が開いた
「兄貴！あいつ連絡しても繋がんねえ…ってもういんじゃん」
「竜胆！」
慌てた顔をして入ってきた竜胆がAの姿を見た途端、その焦りは消える
そしてイライラとしながらAの元へと来る
竜胆「ふざけんな、なんで連絡取れねえの」
「サイレントマナーにしてた！」
竜胆「連絡取れないスマホなんて捨てろ
てか、兄貴も見つけたなら連絡よこせよ」
「忘れてた」
竜胆「はあ…
とりあえずこっち来い」
Aは俺の膝の上から降りると竜胆の方に行き抱きしめようとした瞬間、その動きが止まった
「やっぱいや」
竜胆の近くから離れると俺の隣に座り抱きつき竜胆に背を向ける
「Aちゃん、どうした？」
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のん(プロフ) - 初めまして。続き見たいです。 (6月20日 1時) (
レス) @page50 id: 178869710c (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 待ってました！！絶対読みにくるのでまだまだ書いてください！！ (6月18日 23時) (レス) @page50 id: 152d2ae69a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - ゆずさん» コメント頂きありがとうございます！ちょいちょい様子見しながら決めていきたいと思います！ (6月17日 23時) (レス) id: beb51aacfb (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 更新見て飛んできました🥺🥺まってます❕ (6月17日 23時) (レス) @page50 id: 843a0c5854 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高です最強です文才天才すぎです大好きです、、良ければもっと続きがみたいです(更新良ければ時間ある時にでもお願いします！！完結までついて行かせてください！ (2023年1月20日 5時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぽ
| 作成日時：2021年10月9日 20時
