灰谷兄弟の姉3 (ページ7)

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「あれえ？？蘭と竜胆だ！！」

「本当だ〜久しぶり！！」

突然、2人の水着のお姉さんがやって来てその兄弟の腕に抱きつく

「え…？」

誰この人達…

蘭「うわっ、こんなところで何してんの？」

竜胆「マジびびった」

「今日は2人で海に遊びに来たんだっ」

蘭「奇遇じゃん
俺たちも遊びにきた」

その女性の方を見てみると2人ともスタイル抜群ですごく美人だ

周りにいた男女の目線がその4人に釘付けになる、なんだか会話も盛り上がってるし

そりゃそうだよね、こんな美男美女が集まってるんだから…

でもこれってもしかして私は蚊帳の外…？？

「ねえ、本当中学校以来じゃない？？
なんで私達が高校に上がってから連絡取れなくなったの？」

「2人とも同時に連絡取れなくなったから困ってたんだよっ
周りに聞いてみても女には連絡先教えるなって言われてるとか言われてさ」

蘭と竜胆は気まずそうにして横目で私をチラチラとみてる

「連絡取れなくて寂しかったんだよ？」

その女性は胸の間に挟み込むようにして蘭の腕に抱きつき上目遣いで見上げる

蘭「ちょ、近いって」

「ていうか蘭も竜胆も中学の頃からイケメンってみんなに言われてたけど、もっとカッコよくなったね」

もう1人の女性は竜胆の頭を背伸びして撫でる

竜胆「やめろって」

どうやら2人は中学の時の2個上の先輩で体の関係をあったような言い方をしていた

体の関係あったんだ…

そうだよね、2人ともかっこいいし…

中学時代に兄弟が遊んでいたことなんて知っていたけどやっぱり目の当たりにするとなんかショック…

「ねえねえこれから一緒に遊ぼうよ！」

「うんうん！遊ぼう！！」

2人は兄弟の腕を引っ張る

すると2人は何か目で何かを合図してる
私の方をチラチラみてるような

もちろん今日は断ってくれるよね…？？

蘭「俺は別にいいよ」

竜胆「俺もいいよ」

え？遊ぶの？？

今日は3人だけで楽しみにきたんじゃないの…？

蘭「Aいいよな」

竜胆「人数多い方が楽しいだろうし」

2人は楽しそうに私に問いかける

「え！その人知り合いだったの？？
てっきりうちらを眺めてる人だと思った」

2人で手を叩きながら笑ってるけど何がそんなに面白いのよ