灰谷兄弟の姉3 (ページ1)

今日:11 hit、昨日:49 hit、合計:1,008,456 hit

耳ページ1

「Aいれていい…？」

「う、うん、優しくして…」

「一気にいれるから」

数日前のある日の出来事

蘭の膝の間に座りながら、テレビを見ているけどだんだん飽きてきて蘭の顔の方をじっとみる

しばらくテレビを見続けていたんだけど私の視線に気づいて蘭も見つめかしてくる

蘭「なに？」

「別に！蘭の顔見たかっただけ」

蘭「ふうん、てっきり一緒にベッド行きたいのかと思った」

そんな事を言う欄の胸元を軽く叩く、その胸に頭を預て

ふと耳元に目を移すと、蘭のピアスが目に入る

「ピアス…」

蘭「ん？どうした？」

「かっこいい蘭に似合ってると思って」

蘭「お前も開けてみれば」

蘭は笑いながら冗談ぽく言って再びテレビに視線を移す

「蘭とか竜胆とお揃いのピアスつけられるならいいかも…」

蘭「は？冗談だっつうの
第一、お前みたいなやつは注射くらいで泣きそうになるんだから無理だよ」

半分本気だったのに…

蘭「それにお前の体に傷がつくと思うと無理」

「でもお揃いにしたいの！」

蘭「わがまま言うな」

体を一旦移動させて向き合うような形になるように蘭の膝の上に座る

「ね？お願い？」

蘭と目をしっかり見つめながら、首を傾げて言う

蘭「あー、やめろ
お前それわかってやってるだろ」

蘭は片手で頭を抱える
そう、うちの兄弟はこの私のお願いに弱い

許容範囲であれば大体のことはOKしてくれる

すると、お風呂から上がってきた竜胆が部屋にやってきた

私はそのまま蘭の膝から降りて竜胆に抱き付く

体から香ってくる香りがたまらなくてついつい首筋に顔を埋めてしまう

ついつい出てしまう変態心だけど、このくらいは許してほしい

竜胆「どうした？
兄貴にいじめられた？」

竜胆は私の顔を覗き込んで優しく頭を撫でるから甘える猫のように擦り寄る

竜胆「可愛いじゃん」

竜胆は本当に猫を撫でるようにして私の顎の下を撫でる

「あのね、私ピアス開けたい」

竜胆「は？いきなりどうした」

「2人とお揃いにしたいの…
それにピアスつけたらもっとおしゃれ楽しめそうだし…」