不老不死 (ページ8) - 小説/夢小説

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そして現在、私達は再開した。

「あああああああぁぁぁぁああ!!!!!!!!」

「!?な、何…？」

突然の叫び声に私は飛び起きた。

「あ、ルル起きた？あっちで何かあったみたいだぜ。」

隣にはキルアがおり、状況を教えてくれた。
全く…試験前に物騒な叫び声を出して…一体誰の仕業だ。

「少しあっちに行ってくるよ。」

「え、あ、ルル！」

キルアの声に振り向かず叫び声の元へ近づく。
そこに居たのは男の両腕が花びらと化していた。

「あぁ～ら不思議♦腕が花びらとなってきえちゃった♣種も仕掛けもございません❤」

赤髪にピエロのような服装、顔には星と雫のペイント。
あの赤髪は…もしかして…。
どうやら両腕事件はピエロの男がやったらしい。
周りは驚き息を飲む。

「気をつけようね♦人にぶつかったら謝らなくちゃ♠」

私の知るあの子はあんな感じだっただろうか…？
あの頃は子供だったから今は成長して大人になっているはずだが…まさかあんな服の趣味を…？
だがあの赤髪に金色の瞳の細目は彼と特徴が合っている。

「今は話しかけれる空気じゃないか…。後で確認するとしよう。」

しばらく時間が経ちアラームが会場内で鳴り響いた。
その音の方には髭の生えた手足の長い試験管らしき人が立っていた。

「なるほど、今年の試験管はサトツが務めることになっていたのか。」

「大変お待たせ致しました。只今をもって、ハンター受験者の受付時間を終了致します。では、これよりハンター試験を開始致します！」