《#コンパス》ヒーロー達息してる？ (ページ10)

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噛みグセ《アダム＝ユーリエフ》ページ10

下ネタ、荒ぶり注意

☆☆☆☆☆

「んー……」

「Aさん、キャンディーの棒また噛んでますよ」

「んぇ、あ、ほんとだ。すまんすまん」

どうやら私には無意識に何かを噛むくせがあるようだ。

流石に爪とかは噛んだりしないけど、ストローとかキャンディーの棒やらを気がつけば噛んでいる

「(あれ、確か何かを噛むくせがある時はだいたい欲求不満の時とかそんなのだったよなあれこれって俺がアプローチすれば一発やれるんじゃいやだめだそれではレ【自主規制】と同じだやめろ俺邪念をふりはらえ煩悩を捨てろ)」

いきなり目が据わってる状態でへらり、と笑いながら無言になりこちらを凝視するアダムに若干恐怖を覚えた

「え、何怖」

「一発ぶち犯したろか(いえなんでもありません)」

「スラム育ちぱねぇ〜。つか逆だし〜。草生えるわ〜」

「Aさん、こちらへ」

「急に何こわ〜。まぁ行くけど」

いきなりアダムがあぐらをかき足の上に座るよう促される。

言われた通りちょこんと座りスマホをいじる

なにやらアダムがぷるぷる震えているがまぁ気にしない

「(かわいいかよ〜。は〜やば？？？勃つなよ俺頑張って俺〜)」

「んー……」

「……また、噛んでますよ」

「うべ、まじか」

何かくわえてないと口が寂しいしでも噛みグセは直したいしでまじんこどうしよう。

そう考えていると、口にアダムの指が突っ込まれる

「……はひひへんほ」(なにしてんの)

「ん゛っっっ……。ああ、いえ……噛みグセが治れば、と想いまして」

「ふーん。はひはほ……う゛っ、」(ふーん。ありがと)

二本ほど軽く突っ込まれていた指がいきなり喉奥まで突っ込まれ少し吐きそうになる。

アダムの方を見れば、恍惚としたような、頬を紅潮させニヤニヤと笑っている

「ふ、ははへ、……！んふ、んへぇ……」

「んー？何言ってるかわかりませんねもう1度」

「〜〜〜！！」

「いっだぁ？！」

むかついたので思いっきり指を噛んでやった

んも〜涎だらけ。口洗ってこよ〜

「……一生て洗わない……」

「……きも…」

最後の部分だけ見ていたマルコスだった