《#コンパス》ヒーロー達息してる？ (ページ6)

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筋トレ中だ《桜花忠臣》ページ6

「精が出てるねおーか。」

「あぁっ、ふ、こうでもしないと、ふっ、我の力が衰えて、しまうからっ、な。」

指1本で自分の体支えるとかやばくねぇかコイツバケモンだぞバケモン

あ、漫画とかで見かけるアレやってみたい。忠臣やってくれるかな

「背中乗っていい？」

「勿論だ。むしろ乗ってくれるとありがたい」

「おっじゃまー」

意外と……っていうか、見た目通りしっかりしてるな。安定してるし筋肉モリモリだし。これは努力めっちゃしてますね。私？努力とか大ッ嫌いだから出来ないよこんなの

「忠臣すごいねー。」

「ふん、あたりまえっ、だ。ふ、というか、お前は軽すぎだ……っ！」

「え、マジ？ありがた〜」

ヤベェ飽きてきた。降りていいかな私熱しやすく冷めやすいんだよねこれでよくいじめられたわうける。まぁいじめっこボコしたけどね草。

「降りていい？飽きた」

「あぁ、いいぞ。我もそろそろやめる。」

どっこいしょ、と立ち上がる私と忠臣。立ち上がった忠臣はよく見ると黒いタンクトップを着ていてなお一層たくましい肉体が際立つ。

「いい体だね。触っていい？」

「セクハラか？まぁいいが。我の体、存分に楽しむが良い」

「おぉ……。筋肉……すげぇ……」

ぺたぺたと筋肉を触りながら感心していると、満足気な顔をする忠臣。

すると急に真顔になり私の手をはがす

「我の体をさわったのだ。触り返しても文句はないだろう？」

「は？いや違うだろは？いや私女いやどこ触ってんだお前やめろやめろぉ！」

忠臣の手が服の中に滑り込んだその時、ガチャりとドアが思い切り開けられた

「Aが危険な気配を察知」

「リリカのAに手をなんていい度胸だね」

チェーンソーを構えたのほたんと秘めたると提灯、ジャンクヤードを持ちステッキをこちらに向けるリリカが立っていた。ゴリカぱねぇ