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1歩ふみだす ページ10
｢木兎先輩｣
｢お？｣
委員会終わり、部活に向かう生徒、図書室に寄る生徒、帰宅準備を始める生徒。
そして、
一歩踏み出そうとしている、1人の女子生徒。
｢明日、お昼一緒に食べませんか。｣
｢いいぞ！！｣
ああ、やめて。
そんな笑顔で話さないで。
ﾄﾞｷ
もっと好きになってしまう。
｢じゃあ、中庭で食べましょう？｣
木兎先輩のクラス、行きますね。というと
｢椚原のクラスの方がちけえから、俺がそっち行く！
弁当もって待ってな。｣
とおされてしまったので二つ返事で了解してしまった。
木兎先輩が、クラスに来る。
明日、楽しみだな。
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作者名：ちろる | 作成日時：2019年2月21日 0時
