チビ ページ19
太宰side
『つ、冷たっ…』
敦「あ、ごめん！…でも、冷やさないと…」
『…ん』
氷で叩かれた所を冷やしているA
『水やだ！』
国「あ、こら。小娘！！」
ﾎﾟｲｯと氷を投げ追いかけてくる国木田君から逃げるようにｷｬｰと悲鳴をあげながら私の方へ走ってくる
『太宰ー！国木田がいじめるー！』
国「いじめてなどいない。手当をしてやってるんだ…」
ｲﾗｲﾗと眉を寄せる国木田君
太「A、水が嫌いなのかい？」
『…うん』
太「何故だい？」
そう聞くと少し俯いた様に
『わから…ない。……けど、水は人を殺すから…』
いつもより低くて小さい声で
何処か少女というより女性という声でそう云った。
国「……太宰」
太「嗚呼、社長の云うとおりだね」
『…だ…太宰？』
��水は人を殺す��
この言葉を聞いて君の正体が分かったよ
太宰 A。
太「A、今中也が迎えに来てるから今回は敦君は諦めて帰ろうか」
『っ！？』
太「バレていないとでも思っていたのかい？作戦の内容は凄く良かったよ。流石私の従妹だ」
『……っ』
敦「流石だね…僕、まんまと騙されちゃったよ…」
苦笑いをし乍Aを撫でる
すると
中「チビ…っ！」
ﾄﾞｶｯという音をたてﾄﾞｱが開く
『！…中也ぁ！！』
中也の姿を見ると目を輝かせ走っていく
太「うわっ…もう来たのかい…」
中「悪かったかよ…」
中也の太股に抱きつくAを抱きあげる中也
太「もうAも子供じゃないから抱っこしなくてもいいのじゃないかい？」
中「っせぇ！！いいだろ別に！」
顔を真っ赤にして怒鳴る中也を見たその場に居た者はきっと
��抱っこしたいだけか��
とでも思っただろう
中「じゃあ、帰るからな…失礼した」
Aを抱き上げたまま部屋を出ようとすると
『…太宰っ！……今度はちゃんと騙すからね！』
私を指差しﾆｯと笑う
太「…待っているよ」
そう返してあげると嬉しそうに笑い ﾊﾞｲﾊﾞｲ っと手を振ってくれる
Aと中也の姿を探偵社の外から見る
太「よし…早速、調べるよ」
国、敦「おう…/ はい！」
太宰Aの資料を片手にﾊﾟｿｺﾝに向かう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 354人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋桜(プロフ) - 面白いです！もしよかったら私の作品も見てくださいな♪ (2016年10月5日 14時) (
レス) id: 481d73c858 (このIDを非表示/違反報告)
優梨＿*(プロフ) - ハイキューバカっこ!!さん» クソだなんて！！私にとったらもう神作品ですよ！！凄く面白い作品ですし！！はい！頑張りましょ！！ (2016年9月13日 15時) (レス) id: 7fed6220a2 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキューバカっこ!!(プロフ) - 優梨＿*さん» うぇぇ!?まさかあのクソ作品読んでいてくれてたんですか!?こ、こちらこそなんかありがとうございます(笑)これからもお互い頑張りましょうね!! (2016年9月13日 15時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
優梨＿*(プロフ) - ハイキューバカっこ!!さん» あ、わわ！！！ありがとうございます！！あの、君の隣はの作品読んでました！！まさか憧れ様が作品を読んでくれてるとは……本当にコメントありがとうございます！！頑張ります！！ (2016年9月13日 15時) (レス) id: 7fed6220a2 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキューバカっこ!!(プロフ) - 一から見てます!!だんだん中也に似てきてるのが可愛くてチビちゃんがいつか完璧な中也になったりしたら変に嬉しく思ってます(笑)これからもチビちゃんを応援します!! (2016年9月13日 15時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優梨＿* | 作成日時：2016年9月11日 19時
