二十一話 ページ23
私達は部屋に入り…降谷さんを床に座らせた…
「(人1)…?」「貴方は全く…そんな大怪我になるまで任務を行ったんですか!?」
「そ、それは…ターゲットを捕まえるためで…」降谷さんは若干驚きながらも喋った。
「誰の為ですか…」「この国の為だ」「本当に…この国の為になってると思いますか?」
私の言葉に降谷さんは私を睨んでさっきとは違う冷たい声で「何だと…」
命さんと景光さんは私と降谷さんの二人だけにした。
「お前…何言ったか分かってるのか…」「分かってます…分かってるからこそ…」
私は床に座り…降谷さんの胸ぐらを掴み「あんたが…あんたが任務で…私の前からいなくなるのは嫌だ!
景光さんも!松田さんも!萩原さんも!命さんも!お母さんも!皆!だから…だから…!」
いつの間に泣いてしまっていた。それほど私の中で降谷さん達は大切な人たちになっていた…
私の頭を降谷さんは優しく撫でてくれた…
それから私は泣き止み命さんは降谷さんと景光さんを手当てした。
そこで問題が…「この人は…」「浅井成実…!」ど、どうしよう…
「違…」「はい…そうです。」命さんは私の言葉を遮って言った。
「彼女は俺のことを救ってくれた…でもまさか(人1)が公安の人と知り合いだったとはね…」
「降谷さん…景光さん…黙っててすいませんでした…」
降谷さん達は笑って「お前は誰でも救いたいからな」私は笑った…嬉しかったから。
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら(プロフ) - ありがとうございます!スコッチですね!分かりました! (2018年10月11日 23時) (レス) id: 404b963785 (このIDを非表示/違反報告)
ミクロ(プロフ) - こんにちは!いつも楽しく読ませてもらってます!落ちはスコッチがいいです!( ´∀`) (2018年10月11日 21時) (レス) id: 1928de0a86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくら | 作成日時:2018年9月20日 23時