検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:7,322 hit

12 ページ12

Nissy side



連絡先をもらっておきながら


毎日連絡するのはしつこいかな、重いかな、


そんなことをメソメソ考えてしまって




結局1週間以上連絡できずにいた






芸能人としての生活は時間の流れ方とかが普通とはやっぱり違うから、同じマンションに住んでいるとはいえ彼女には会えずにいた





そして今日は宇野ちゃんオススメの店に月1開催のメンバー会。




付き合いが長い俺たちはなんでも言い合える仲。



彼氏彼女の話もしてきたし、実際今俺は

宇野と千晃に挟まれてあの子のことを聞かれまくっている




宇「でででで、どうなのよ!?」



やけに楽しそうな女子達




伊「気になる気になる!

だって、にっしーの好きな人の話なんて全然聞いたことないもん」




「だから、まだ一方的に好きなだけだし……

……LINEも送れてない…」




「「は!?」」




宇「なにナヨナヨしてんのよ!!」



伊「そうだよ!!

にっしーが一目惚れするほどってことは、狙ってる人多いんじゃない?」




「え!?そうなの!?」




伊「いや、知らないけど…」



宇「とにかく、頑張ってよ、応援してるから」



與「なになに〜〜、にっしーかラインも送れずナヨナヨしてるって?」



日「なら俺らが送ってやるよ」




「いや、絶対ダメ。お前らには絶対送らせないからな!」




外の空気を吸おうと変装グッズを持って外に出ようとしたら





俺が会いたくて仕方なかった人がそこにいた






「…A……ちゃん……??」


しばらくして振り返った彼女。

あの時と変わらないけど、ほんのり赤い顔。



またドキッと俺の胸がなった


あ「……西島さん?」




君に、君に、会いたくて仕方なかった




ナミ「…ん、A?なにしてるの?

もう一軒行っちゃう?」



あ「なに言ってんの、ナミ。帰るよ!!」



酔っ払ってフラフラなもう1人の子が話し始めたのでとっさに帽子を深く被った




彼女は口パクで



"また連絡します、失礼します"



そう言ってニコッと笑って店から出て行った



末「ふ〜〜ん、あの子ね(笑)」



「なんでお前がいるんだよ…」



たまたまだよ、そう言って秀太は笑った




末「お前、頑張れよ。あの子は絶対モテるだろうからなあ。敵は多そうだぞ〜〜!いつでも相談乗ってやるから」





「……おう。さんきゅ」




こういう時、秀太はいつも頼りになんだよな

13→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
設定タグ:AAA , 西島隆弘 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:misa | 作成日時:2019年9月1日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。