EP97【正確？】 ページ19
角馬「アジア予選第2試合！日本対オーストラリア！韓国を下し、波に乗りたかった日本ですが、エースストライカー豪炎寺の欠場が戦局にどのように影響してくるのか！？」
円堂「みんな！俺たちは日本代表だ！どんな困難があろうとも、勝ち抜いていける力を持っているはずだ！いいかみんな！勝つぞ！」
全員「「おー！」」
前半から出場の選手達が円堂の掛け声でやる気を高くする。
趙「いいですねぇ〜！豪炎寺くんは離脱してしまいましたが、チームの士気は高まっていますね！」
監督が円堂達を見てそういうと、Aもひょこっと顔を出して、監督達を見た。
つくし「今回はオーストラリアのチームの情報がなくて、どんなチームなのかドキドキですね。」
趙「FFI前となると、国によっては自国のチームの情報を規制しますからね…。」
久遠「稀に、間違ったチーム個性を触れ込む国もある。勝つには正確な情報が必要だ。」
ーーーーーーーーーー
万作「…俺達が一星から得た情報は正確だったのだろうか…。」
万作が剛陣とゴーレムに言う。
ゴーレム「監督と久遠コーチに言われてから不安になってきたでゴス…。」
剛陣「でも、アイツとか当たり強そうだぜ！」
不安な表情をしている万作とゴーレムに対して、剛陣はオーストラリアの選手をパッと確認して、FWのアス・タロトを見て言った。
《…確かに体当たりは強いけど…アイツくらいだよ…。他のほぼ全員、全然そんなプレーじゃないし。…逆に韓国の方が当たり強いんじゃね？》
Aは今回も後半からの出場となり、ベンチで西蔭の隣に座っていた。剛陣達の会話に心の中で言い返しながらオーストラリアの選手を見ていた。衝撃的な一言を言われるとも知らずに…。
剛陣「Aなんて小さいから吹き飛ばされそうだな！」
ｽﾞｷﾞｬｰﾝ
そんな音が剛陣以外の選手に降り落ちるかのように、衝撃が走った。
『…。』
万作「ご、剛陣さん…！」
ゴーレム「だからそれはダメでゴス…！」
剛陣「？…あ。」
万作とゴーレムは青ざめた表情をしている。韓国戦で見た、不良(？)の一面から怒らせたら怖いということがわかり、氷浦の時と同様にハラハラしている。
『剛陣さん。』
剛陣「お、おう。」
Aが口を開く。
『天国と地獄のどちらへ行かれますか？』
剛陣「すまん！」
Aはドス黒い笑顔で剛陣に言った。反射で剛陣は謝るが、他のメンバーは“また、言ってしまうのだろうな…。”と思ったそうな…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にぃむ(プロフ) - ルビーさん！コメントありがとうございます！不定期ですが、更新頑張ります！！ (2月23日 17時) (
レス) id: 03b25cf4eb (このIDを非表示/違反報告)
ルビー - 続き楽しみにしてました！頑張ってください (2月23日 14時) (レス) id: 61de2e3e14 (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (9月25日 20時) (レス) @page37 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 続きください めっっっちゃ気になりますo(^▽^)o (2023年3月17日 18時) (レス) @page10 id: 23b82dde48 (このIDを非表示/違反報告)
BLACK(プロフ) - 続きお願いします！めっちゃ気になります！！！！ (2022年2月11日 19時) (レス) id: 276e61e281 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にぃむ | 作成日時：2021年6月27日 1時
