EP89【恐るべし天然】 ページ11
A達が連れてこられたところは、地下に設置された特訓場。そこにいたのは伊那国雷門の5人と一星。雷門のメンバー達は肩で息をして、しゃがみ込んだり、床に寝転がっていた。一星はというと、何やら機械のレバーのようなところで5人を見ていた。そこに監督は声をかける。
趙「おやおや〜？皆さん、大変な事になってますねぇ？」
充「！監督！」
そして監督達な立ち止まり、Aも風丸や吹雪達の少し後ろで止まった。
趙「稲森くーん！氷浦くーん！剛陣くーん！」
その6人の中でも明日人、氷浦、剛陣を呼ぶ。3人は顔を上げ、監督を見る。
趙「お疲れのところ申し訳ないのですが、風丸くんと吹雪くん、そしてAさんと一緒にお買い物に行ってもらえませんか？」
明日人「お買い物…？」
急な指示に驚くが、伊那国雷門のメンバーはいつもの事だと思い、苦笑いをする。すると、剛陣が話し始めた。
剛陣「監督、お買い物はいいけどよぉ…Aはどこだ？」
『！？』
いきなり自分の名前が呼ばれ、次はAが驚く。
趙「あら？」
監督は剛陣の言葉に振り返る。監督の顔を見ると、Aは剛陣の言ってる事とさっきまでの状況から、どう言う事か理解した。
『ここにいます！』
Aは立っている位置から吹雪側の横に移動して剛陣達に言う。そう、監督の後ろにいたAは監督の陰になっていて、6人からは見えてなかった。それに気づいて、Aは自分の存在を伝えたのだ。すると…。
氷浦「A、小さくて見えなかったよ。」
『ｶﾞｰﾝ』
万作「お、おい！」
ゴーレム「それは禁句でゴス…。」
氷浦の天然が発動し、思ったことを口にされてショックを受けるA。肩を落として、ボソボソと“小さくて悪かったですね…。”と呟いている。
趙「ちゃんといるじゃないですか！では、おつかいのメンバーのみなさーん！いってらっしゃーい！」
そんなこと気にせずに監督が言った。
『氷浦くん…本当、マジで…恐るべし天然…。』ﾎﾞｿｯ
Aはﾀﾞｰｯと泣きながら、最後にそう呟いたのだった…。
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にぃむ(プロフ) - ルビーさん！コメントありがとうございます！不定期ですが、更新頑張ります！！ (2月23日 17時) (
レス) id: 03b25cf4eb (このIDを非表示/違反報告)
ルビー - 続き楽しみにしてました！頑張ってください (2月23日 14時) (レス) id: 61de2e3e14 (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (9月25日 20時) (レス) @page37 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 続きください めっっっちゃ気になりますo(^▽^)o (2023年3月17日 18時) (レス) @page10 id: 23b82dde48 (このIDを非表示/違反報告)
BLACK(プロフ) - 続きお願いします！めっちゃ気になります！！！！ (2022年2月11日 19時) (レス) id: 276e61e281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にぃむ | 作成日時：2021年6月27日 1時
