愛しの98’sマンネ

19話 ページ23

宿舎で暮らし始めてから数週間がたった
メンバーと仕事分担を分け
宿舎の掃除、料理に洗濯
協力し合いながらほかのメンバーと
楽しい宿舎暮しが過ぎていった

そしてデビューに向けて
防弾少年団のコンセプトとして
メンバーに曲を作れと指示を
パンPDが出てきた
そこはユンギヒョンが担当して
曲作りとダンスの振り付けなどを
同時進行に進めていった


僕らのデビュー曲はかっこいい系のヒップホップ
まだ歌詞は決まっていないけど
ユンギヒョンに聞かせてもらった時は
かっこよくて泣いちゃったな〜

ダンスはとってもかっこよくて
でも僕には難しいリズムが多くて
今はジミンさんに教えて貰っている

『はっ…ふぅっ…』

JM「ここのステップはもっと軽く
ターンが遅いとついていけないよ
Aは元がいいからもっと上手くなるよ」

『ふぇっ……』コクコク

自分の不甲斐なさにすごく痛感させられる
ジミンさんとホソクさんは
あんなにも綺麗に踊れるのに
僕はターンだけで足がおぼつく

JM「ごめんっ、」ボソッ

HS「ジンヒョン！
全然っダメですよ！動き変だし
ナムジュンもどこ見てんの！
そんな方向見てたら前のテヒョンにぶつかる
よ」

JN「ホビヤー！
休憩にしよー！！！！
俺死んじゃうよぅぅぅ〜」

NJ「ジンヒョンに賛成！」

TH「わーい！
休憩だー！！」
どてーんとテヒョンさんが床に寝転ぶ

SG「疲れたむり、寝る」

HS「もー！
10分休憩ね！水分よく取ってね」

JM「僕お水買ってくるっ」バタバタ

TH「なんかジミナ変だな
おかしい感じするよ」

HS「そう？」

JK「…」

JN「ヤー！ジョングク水分とんなよー！
ヒョンみたいに倒れちゃうぞ！」

HS「ジンヒョン？？
もう練習したいですか？？？」

JN「ホビやー！！！！
やめて！！！絶対いや！」


そんな会話の中鏡と向き合いひたすらおどる
なんでダメなんだろう

SG「ほら少し休めよ
こん詰めても意味ねーからよ」

『ユンギヒョンっ…』


でも僕もみんなみたいに上手く踊りたい
そんな一心で練習するさなか
今日あんな事件が起こるだなんて
予想もつかなかった


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あんにょーん！
作者の壱です
次のお話ではちょっとメンバー同士で
喧嘩が勃発します
デビュー前に喧嘩したという逸話もあり
やっぱぶつからないと仲良くはならないかなーっと思ったので…
気分を害する方は見なくても大丈夫です
でも誰が悪いとかそういうのはありません
嫌だなと思う方は飛ばしてね！

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