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素性 ページ9

A「くっ....!!」



山姥切「合戦場では、その一瞬の迷いが命取りになるぞ」



山姥切様は意地悪く笑いながら、私に水鉄砲を食らわせた






A「わっ、冷たい!!」




今剣「やまんばぎり、さいてーです...」


安定「山姥切ってそういう性癖あったんだ...」


和泉守「俺は薄々気付いてたけどな」






私が思いの外水を浴びせられびしょ濡れのまま立ち尽くしていると、男士達が山姥切様を訝しげな目で見る。






山姥切「なッ...本当のことだろう!」


A「ははは...」





とりあえずこの状態をなんとかせねば、と思っていると、歌仙様が私の元へ来る。





歌仙「すまなかったね、こんな状態になってしまって」





濡れたままでは良くないね、と言って私に布巾を渡してくれた。





A「いえ、楽しかったです。

布巾ありがとうございます」





戦場から帰ってきてそのまま連れてこられたので、装備が邪魔で仕方ない。



ずぶ濡れになった防具や傘を取り、顔を布巾で拭いていると__






歌仙「......?? 君、随分と華奢だね」






歌仙様が顔を覗き込んでくる。

私はなぜかこのまま顔の布巾をどけないほうがいい気がして、そのまま顔を隠す。





A「そ、そうですかね、気のせいですよ、」






そう言ってそのまま後ずさりすると







加州「歌仙、ちょっとそこどいて」






加州様が歌仙さんを押しのけて私の目の前に立つ。







加州「ちょーっと、ごめんね」


A「えっ、...わっ」






そう言うな否や、彼は私の両腕をばっと掴み、そのまま顔をから引き剥がす。


それによって、私の顔を覆っていた布巾は当然のごとく地面に落ちた。









加州「...やっぱりね。

さっきから可笑しいなーとは思ってたけど...
女の子だったんだ」








少し複雑そうな表情で、加州様はそう言った。








今剣「わぁ!ほんとうですね!

おんなのひとの刀装ははじめてみました!」



乱「ほんとだー!!」



A「(そんなに珍しいもんかな...この状況どうしよう......)」






どうすればいいのかわからず、ぼーっとしていると








加州「...っ、ちょっと来て」









加州様が私の手を取り、本丸へ向かって行った。









山姥切「.......」

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Momo_Tarou(プロフ) - 続編おめでとうございます!!これからも更新頑張って下さい!応援してます!! (2020年1月5日 6時) (レス) id: 55132ee02b (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - 高校生さん» さにわちは!!読んでいただけて嬉しいです〜!更新がんばっていきます! (2020年1月2日 23時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
高校生 - 頑張ってください!応援してます~* ((さにわちは←? (2020年1月1日 18時) (レス) id: aa49b5f72c (このIDを非表示/違反報告)
Momo_Tarou(プロフ) - にわさん» よろしくお願いします!!いい年を!!そして最後になるんですけど年末にこの作品を見れて嬉しかったです! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 55132ee02b (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - Momo_Tarouさん» ひょーーー!ありがとうございます!!設定に少し凝っているので、そこ褒めていただけてめちゃくちゃ嬉しいです...泣これからもよろしくお願いします〜!良いお年を!! (2019年12月31日 23時) (レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にわ | 作成日時:2019年12月30日 0時

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