”刀装”女士は恋をした【刀剣乱舞】

帰還 ページ17

それから四日間、加州さんと色々なことをした。




沢山のことをおしえてもらった。






加州「やっぱさー、Aには着物が似合うよ、

ちょっとコレ着てみて」







万屋に行った時には、彼は私を着せ替え人形のように様々な着物を着せていった。

でも、私には全てが初めての経験で、全部楽しかった。







A「加州さん」



加州「ん、なーに？」



A「あの...ありがとう、ございます。


加州さんと一緒にいると、とっても楽しいです。」






私がそう言うと、加州さんは優しく微笑み、




加州「いいの、俺が楽しくてやってんだから」







そう言ってくれた。





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そして、あっという間に四日間が経った。






A「山姥切様が、帰ってくる...」








加州「ちょっとー、俺に挨拶する前にそれ？」







早朝から本丸の門の前で山姥切様を探していると、いつのまにか隣には加州さんが立っていた。







A「かっ加州さんっ！！

すいません、、、おはようございます」



加州「おはよ


...にしても、Aも随分と綺麗な女の子になったね、まぁ俺のおかげだけど」






満足げに腕を組む加州さんを見て、思わず笑ってしまった。







A「そんなに変わりましたかね...」








うーん、と髪をいじっていると、雨が降ってきた。







加州「うわ、雨だ


中入ろう、A」








加州さんが私の方を振り返った時、









背後で門が開く音が聞こえた＿＿＿









つづく

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