”刀装”女士は恋をした【刀剣乱舞】

誤解 ページ15

大きな声で叫び終えた後、



恐る恐る山姥切様の顔を見る








山姥切「き...綺麗とか、言うな...」






顔を赤くした彼は、下に俯く。






どう話の収集をつけたらよいのか分からなくなった私は、焦りながら





A「しゅ、修行頑張って下さい！



...お帰りを、お待ちしております！！」






そう言って走ってその場を後にした。






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加州「あ、山姥切帰ってきた


...で？あの子とは話せた？


ていうか何でそんなに顔赤いの、しかも布取れてるし珍しい」





布が取れていることに気がついた山姥切は急いで深く布を被る。





山姥切「...何でもない。

加州、俺は明日から修行に出る。

刀装をしまっておいてくれ。」



加州「え〜？何で自分でやらないの？

ていうか、あの子と何話してたのか教えてよ」






ニヤニヤしながら加州は山姥切を見る





山姥切「...あいつが＿、Aが、

俺を大層敬ってくれていたことは分かった」






加州「は？」






「何を言ってるんだコイツは」という風に加州は呆気に取られる。






山姥切「...もういいだろう

俺は修行に行き、あいつの主として再び活躍できるよう精進する。


世話をかけたな」






山姥切はそう言って部屋へ戻っていった







加州「...どこまでも鈍感だよね、

ここまでくるとAが可哀想になってくるよ...

ていうかAも山姥切に何て言ったんだよ」







気になる... と呟きながら、加州は天高くに登った満月を眺めた。

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