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(一人)「着れないわ、詰んだ」
巫女装束に似た服を着てみたが、まるでなってない。
部屋に到着してから早15分、そろそろあの二人もしびれを切らしている頃だろう
(一人)「ど、どうしよ…早くしないt「おい、入るぞ」ひゃっ!!!ままま待って」
待ってよ!と言う前に、鶴丸さんがスパッと障子を開ける
鶴丸「やっぱりな、着れてないじゃないか
…着せてやるから、少しじっとしててくれ」
鶴丸さんはそう言うと私の腰に手をかけ、服をササっと着せていく。
度々彼の細長い指が下着越しに触れるたびに、ビクリとしてしまう
鶴丸「(一人)」
(一人)「な、なに」
鶴丸「あんまり焦らさないでくれ」
(一人)「え…」
そう言った彼の耳は、少し赤くなっていた。
.
鶴丸さんに手際よく着せてもらい、広間へ向かう
前を歩く鶴丸さんは、前まで来ていた戦装束のようなものとは違い、袴のような服を着ていた。
(一人)「(かっこいいなぁ〜)」
そう思って少し頰を緩ませながら、私は彼についていった。
.
.
三日月「やっと来たか、待ちくたびれたぞ」
いつのまにか茶を飲んでいた三日月さんは、 こちらを見るなり「おお、なかなか似合っているな」と褒めてくれた。
鶴丸「…まずは何から始めればいい?」
三日月「そうだな、畑と庭だな。」
そんな話をしてから、私たちはそれぞれ本丸の外を整理していった。
___これから、どんな日々が待っているのか
期待に胸を膨らませながら、私は桜の木の苗を植えた。
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にわ(プロフ) - さらさん» ありがとうございます〜泣なんとか完結できました!鶴さん…来るといいですね!!祈ってます… (2019年12月3日 18時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 完結おめでとうございます!! 凄くよかったです!!無事鶴丸さんと付き合えたぁ〜♪♪続編あるなんて嬉しいです!!これからも楽しみにしてます!!私のゲームにも鶴さん来て欲しい(泣) (2019年12月3日 18時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます!!お願いします!! (2019年12月1日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - さらさん» リクエストありがとうございますー!了解です!膝丸さんと鶯丸さんですね〜! (2019年12月1日 23時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
さら - さっそくリクエストいいですか??膝丸さんと鶯丸さんのお話書いて欲しいです!! (2019年12月1日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にわ | 作成日時:2019年10月18日 0時