襲撃 3 ページ20
薬研「おい、なんだよこれ……
……血が……止まらねえよ……」
厚と鍛錬をしていた俺は、状況が理解出来ていないまま、
大将の手当をしていた。
泣きじゃくりながら、五虎退は言う。
五虎退「遡行軍が……っ、遡行軍が、あるじさんを刺して……ぼくたちが来る直前に……っ」
厚「今、遡行軍はどうなった？！」
五虎退「御手杵さんと、乱兄さんと歌仙さんが討伐しました……」
薬研「クッソ……！！！！
俺たちがここにいれば……防げたってのに…ｯ」
こんなんじゃ、短刀として、役目を果たせてねーだろ……
＊
歌仙「……」
乱「歌仙」
歌仙「……」
御手杵「……歌仙！！」
歌仙「……はっ、……すまない、」
乱「すぐにあるじさんの所に行こう、
薬研が手当をしてくれてるから」
膝丸「……おい！何の騒ぎだ！！！」
髭切「妖の気配がしたんだけれど」
乱「あ、あるじさんが……ぁ、うっ……」
膝丸「お、おい……なんで泣いている…？！」
髭切「歌仙、主はどうしたの」
歌仙「……刺された」
髭切「…は？」
歌仙「遡行軍が、本丸に直接攻めてきていたらしい。」
膝丸「そんなこと……あるのかｯ…」
髭切「それで！！？主は、主は今どうしているんだ？！」
乱「薬研が…手当をしてる……。」
膝丸「すぐに行くぞ」
御手杵「じゃあ、俺はすぐに全ての部隊を帰還させてくる」
歌仙「あぁ、頼んだよ」
＊
15分後
五虎退「だ…第一部隊、帰還しました！！」
鶴丸「主…………主、主！！！」
バッと障子を開ければ、血の気が引け、真っ青な顔をして、
息を荒らげている俺の恋人が居た。
燭台切「鶴さん、落ち着いて……！！」
鶴丸「落ち着いていられるか……ｯ
あぁ、なんでこんなこと……」
三日月「……して、政府は何と言っている」
乱「"時空の歪みが、本丸のゲートへ繋がった"って……」
三日月「……………役立たずが」
御手杵「薬研、主はどうなんだ」
薬研「…できる限り手当は施したが……
出血が多すぎてな……」
燭台切「政府の緊急部隊は呼んだかい？」
三日月「政府など、もうあてにもならぬ」
薬研「こんのすけを一応呼んでおいた。」
鶴丸「…………(一人)、……(一人)、目を覚ましてくれ……
お願いだ……。君は…何故すぐに俺の元を離れてしまうんだ……」
五虎退「鶴丸さん……」
すると、
こんのすけ「遅くなってしまい申し訳ありません！
審神者様の容態は……！！」
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にわ(プロフ) - のら猫さん» わー！！とても好きです！そういうの！！！ありがとうございます〜！！参考にさせて頂きます！ (2018年11月10日 19時) (
レス) id: 1be1c118f8 (このIDを非表示/違反報告)
のら猫(プロフ) - お久しぶりです！新作参考になれば良いのですが、ホワイト本丸に本丸護衛？として来た少女との審神者や男士とのほのぼのライフ的なモノとか？新作楽しみに待ってます！ (2018年11月10日 0時) (レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
runaruna(プロフ) - 紹介文ですが、敬語ではなく警護ではないでしょうか？ (2018年4月26日 18時) (レス) id: 9383cf8279 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - ででででさん» 読了ありがとうございました！頑張ります！！ (2018年1月24日 16時) (レス) id: f9f5548433 (このIDを非表示/違反報告)
でででで(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございました、これからも無理せず頑張ってください^_^ (2018年1月23日 22時) (レス) id: ab6ad38c7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2017年11月30日 19時
