守る ページ10
(一人)「……？！」
膝丸「新任、お前は下がっていろ。
……いきなり斬りかかってくるのはやめろ。
鶴丸。」
(一人)「……鶴、丸……？？」
鶴丸「なんだ、髭切、膝丸
お前達人間の味方をするのか」
髭切「別に味方って訳じゃあないけど……
少し手助けをしてあげてるだけだよ。
何かすればすぐ斬るよ」
鶴丸「ふん、おかしな真似をするな」
鶴丸は刀を鞘に収める。
刀剣男士達からの視線が私に突き刺さるように感じる。
(一人)「……新任の審神者です。
あなた方には絶対に危害は加えません。
なので、どうか……ここの本丸の審神者として、
ここに居させてください。」
私はそこで膝をつき、
土下座をした。
.
.
「顔を上げよ、新任。」
そこで、穏やかな声が聞こえてきた。
三日月「俺たちは人間は信用していないが……
お前をとりあえずここにいさせてやろう。
だが、何かすれば……すぐにそなたの首を切り落とすからな。」
(一人)「あ、ありがとうございます…………！！」
まだ広間の空気は冷たく、視線は突き刺ささったままだが、
私は安堵の気持ちで心がいっぱいだった。
.
.
.
髭切、膝丸と呼ばれていた2振りと広間を後にして、本丸を案内してもらった。
廊下を歩いていた時に、刀を持っていた方の刀剣男士に話しかけた。
(一人)「あの、……先ほどは、ありがとうございました。ほんとに……。」
膝丸「ふん、お前が死んだら兄者に文句を言われてしまうからな」
てことは……
髭切「別に、そこまで死守しろとは言ってないけどね。膝丸、君かなり厳重に新任を守っていたように見えたけど」
膝丸「なっ……そんなことはない！」
.
.
案内が終わり、私は審神者部屋でようやく落ち着くことが出来た。
(一人)「最初から料理なんてさせてもらえる訳じゃないし……
内番に無い仕事から始めようかな」
そう考えていた時、ふと「鶴丸」と呼ばれていたあのシーンが蘇る。
(一人)「……鶴、」
そうボソッと呟き、私はネックレスをギュッとにぎった。
今日は、あのことはとりあえず忘れよう。
そう決めて、私は早速審神者の仕事に取りかかった。
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匿名でいたい(プロフ) - にわさん» ごめんなさいm(__)mお騒がせしました (2017年12月3日 16時) (
レス) id: 9982cf8adf (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - 匿名でいたいさん» 承知しました！ (2017年12月3日 15時) (レス) id: f9f5548433 (このIDを非表示/違反報告)
匿名でいたい(プロフ) - にわさん» あ、下の名前変更でも変更できなかったので多分こっちの不具合なので大丈夫だと思います汗 (2017年12月3日 11時) (レス) id: 9982cf8adf (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - 匿名でいたいさん» いえいえ、手間をかけてしまってすいませんでした、これから編集する際の注意点として気を付けてまいります！ (2017年12月3日 8時) (レス) id: f9f5548433 (このIDを非表示/違反報告)
匿名でいたい(プロフ) - にわさん» ごめんなさい、こっちの不具合みたいですm(__)m うらつくが重いので多分そのせいですね…(( (2017年12月2日 14時) (レス) id: 9982cf8adf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2017年11月8日 12時
