皆 ページ16
その日はあっという間に夜になり、
私は審神者部屋で仕事をしていた。
(一人)「ここの本丸、意外と刀剣男士少ない……」
そして、前任の記録を見た瞬間、私は目を見開いた。
"小夜左文字、破壊"
"膝丸、刀解"
記録書を持つ手に力が入る。
ｸﾞｼｬｯと紙が鳴る。
私は席を立つとともに、すぐに部屋を出た。
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そして、一つの部屋の前に立ち、バッと入る。
小夜「…………？！」
一瞬驚いた表情をする小夜くん。
小夜くんをぎゅっと抱きしめ、私は言った。
(一人)「ごめんね、ごめんね小夜くん……ｯ
ごめん……！！！
私たち人間が、……あなた達に酷いことをして……
ごめんね…………」
小夜「あなたは、何もしていないよ。
悪いのは貴方じゃない。
それに、僕はあなたを信じるよ。」
小夜くんはそう言うと、私の服をぎゅっと掴んでくれた。
最初は私を引き離そうとしていた、もう2振りの刀剣男士は、その様子を見て
宗三「兄さん、どうしますか」
江雪「……お小夜が、ああ言っているんです。
私達も信じましょう」
そう言ったかと思うと、その2振りは私の元へ来てこう言った。
宗三「お小夜を、よろしくお願いします。
私は宗三左文字です。」
江雪「江雪左文字と言います。
主、よろしくお願いします。」
私は小夜くんを優しく離した。
(一人)「こちらこそ、よろしくお願いします……！！！！」
そう言うと、小夜くんはふっと微笑んだ。
また、新しく、家族が増えた。
宗三「主、もう夜も遅いです。
しっかり寝てください、また明日もお小夜をよろしくお願いしますよ。」
(一人)「はい……！」
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その後、私は髭切さんと、恐らく"膝丸"
と言う名であろう刀剣男士2振りの部屋の前に居た。
電気は消えているので、恐らく寝ているのであろう。
静かに部屋に入り、"膝丸"さんの横に正座をする。
(一人)「ごめんなさい、膝丸さん、……私はあなた方を必ず守ります、
そして……幸せに、しますから……」
途中で、涙が伝う。
ポタ、と畳に雫が落ちる。
袖で涙を拭ったあとに、私は静かに礼をして部屋を出た。
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髭切「だってさ、愛されてんじゃん」
膝丸「ま……丸聞こえだ、馬鹿者。」
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匿名でいたい(プロフ) - にわさん» ごめんなさいm(__)mお騒がせしました (2017年12月3日 16時) (
レス) id: 9982cf8adf (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - 匿名でいたいさん» 承知しました！ (2017年12月3日 15時) (レス) id: f9f5548433 (このIDを非表示/違反報告)
匿名でいたい(プロフ) - にわさん» あ、下の名前変更でも変更できなかったので多分こっちの不具合なので大丈夫だと思います汗 (2017年12月3日 11時) (レス) id: 9982cf8adf (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - 匿名でいたいさん» いえいえ、手間をかけてしまってすいませんでした、これから編集する際の注意点として気を付けてまいります！ (2017年12月3日 8時) (レス) id: f9f5548433 (このIDを非表示/違反報告)
匿名でいたい(プロフ) - にわさん» ごめんなさい、こっちの不具合みたいですm(__)m うらつくが重いので多分そのせいですね…(( (2017年12月2日 14時) (レス) id: 9982cf8adf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2017年11月8日 12時
