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「おお、やるじゃん！
じゃあ先戻ってるから。...あ、女の子に迷惑かけないでね」
私はそう言って、万屋を後にした。
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本丸へ戻ると、一人で帰ってきた私を見て清光が驚く。
「あれっ、主なんで一人なの？
鶴丸と一緒じゃなかったっけ」
「あー、鶴丸は女の子と一緒に散歩に行ったよ」
「.......は？」
清光の声が急にワントーン低くなり、顔が強張っていく。
「え、どういうこと？主を先に一人で帰らせて鶴丸は女とお遊び？」
「ちちち違う違う、なんか誤解してるよ、鶴丸が恋してみたいとかいうから、まずは誰か女の子に声かけてみて仲良くなってみたら？って言ったんだけど...その......清光？聞いてる？」
私の話を聞いていくにつれどんどん清光は眉を潜めていった。
「...そう、わかった。主が無事に帰ってこれてよかった。」
彼はそう言うと、私の肩にポンと手を置いてそのまま立ち去って行った。
「どうしたんだろう...」
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審神者部屋へ戻ると、久しぶりに見る人がそこには居た。
「どうしたの、
小竜。」
彼はばつの悪そうな顔をしながら、こちらに振り向いた。
「...この前は、君に無礼な事をしたね。
改めて謝ろうと思ったんだ」
いつもの飄々とした雰囲気が全く無いことから、本気で反省しているんだなということが感じ取れた。
「許してくれないか」
心底参ったような表情で私を見るので、こちらも許さない訳にはいかなそうだった。
「うん、私も強く言いすぎたなって反省してる。ごめんね」
私がそう答えると、彼は立ち上がって私に近寄ってきた。
一瞬身体が縮こまったが、子竜は優しく私の耳元の髪をそっと触ると、小さな髪飾りを付けた。
「なに、これ？」
「この前のお詫びだよ。君はピアスを付けられないって言っていたから、髪飾りにしようと思って。」
彼はそう言いながら私の髪から手を離す。
「ありがとう、大切にするね」
こんな面もあるんだなと少し感心しながら、
私は子竜に笑いかけた。
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にわ(プロフ) - こだぬきさん» 小説を楽しんでいただけて嬉しいです！続編頑張ります〜！コメントありがとうございました、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月7日 9時) (
レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - はじめましていつも楽しみに拝読させて頂いてます！主人公さんと刀剣男士達の関係がいつもどうなってしまうのか気になります。是非とも続編を執筆して下さい！お願いします！ (2020年2月6日 23時) (レス) id: 2d82e32e86 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - まかろんさん» まかろんさん、ありがとうございます！作品が好きと言って貰えると、「ああ〜作ってよかったー！！」っていう最高な達成感とありがたみを感じます、、続編もお楽しみに！こちらこそ、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - この作品が大好きすぎて更新される度にわくわくしながら読ませてもらってます！笑続きを楽しみにしています、これからも頑張ってください！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 5f520ce7f7 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - leiさん» コメントありがとうございます！続編楽しみにしていてくださ〜い！！ (2020年2月6日 21時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2020年1月24日 20時
