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朝餉も食べ終わり、審神者就任後に提出しなければならない書類を整理していると、
「なんで主が刀なんて持ち歩いてるのかな」
「...小竜」
小竜景光が部屋に入ってくる。
彼は鶴丸と同じ第二部隊だった為、今日は出陣は無い。
いつもよりむすっとした表情で腰を下ろし、あぐらをかいた。
「鶴丸が、誉の褒美はこれがいいって」
「彼にこんな趣味があるとは思わなかったよ」
小竜はそう言いながら、鶴丸の本体をツー...と指でなぞった
.
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「うっ！！！」
「どうしたの？鶴さん...何かあった？」
燭台切と甘味を食べていた鶴丸は、しゃっくりでも出たかのように急に背筋を伸ばす。
「(小竜....！！あの野郎〜〜〜〜〜〜ッ！絶対わかっててやってるだろ！！)」
いつもとは違い本体にもある程度自分の感覚を連結させているため、変な触られ方をするとこうなってしまう。
「すまない燭台切、少し用事ができたらしい。」
「らしいって...本当に大丈夫かい？さっきから変にそわそわしてるけど」
先程から妙に落ち着かない雰囲気の鶴丸を不思議に思う燭台切であった。
.
.
.
「それで、小竜は何しに来たの」
「特に用事は無いよ。ただ太刀を持ち歩いてる理由を知りたかっただけさ」
それだけか.....
「暇なら短刀達と遊んできなよ、大きい刀がいたほうがあの子達も張り合いがあったりするんじゃない？」
「いいや、どう考えたって俺達よりも短刀達のほうが機動が速いだろう？勝負は一発で終わるし余計つまらないだろ」
「あぁ、確かに。じゃあ万屋にでも...あっ」
「えっ、何？」
しまった、今日は万屋に行こうと思ってたんだ！！！昨日清光達と見たピアス欲しかったのにーーーッ！！
「あ...あぁ...なんでこの書類もっと早くに終わらせなかったんだろ...」
「おいおい、急にどうしたんだい？」
急にシクシクとしだす私を見て地味に心配してくれる小竜を見て、ハッと気づく。
「小竜、万屋に行ってくれたりする？」
「いいけど...君昨日行ってただろう？」
「ピ...ピアスを.....買って来てほしくてッ」
ここまで言ったところで、彼は「ははーん、わかったぞ」と言わんばかりに顔をニヤつかせる。
「あ〜〜、はいはいなるほどね。君も女の子だねぇ」
恥ずかしさで死にそうになっている私の耳元で、彼は囁いた。
「今日の夜は空けておいてくれよ」
出会って二日目の人に言うセリフじゃない。
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にわ(プロフ) - こだぬきさん» 小説を楽しんでいただけて嬉しいです！続編頑張ります〜！コメントありがとうございました、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月7日 9時) (
レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - はじめましていつも楽しみに拝読させて頂いてます！主人公さんと刀剣男士達の関係がいつもどうなってしまうのか気になります。是非とも続編を執筆して下さい！お願いします！ (2020年2月6日 23時) (レス) id: 2d82e32e86 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - まかろんさん» まかろんさん、ありがとうございます！作品が好きと言って貰えると、「ああ〜作ってよかったー！！」っていう最高な達成感とありがたみを感じます、、続編もお楽しみに！こちらこそ、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - この作品が大好きすぎて更新される度にわくわくしながら読ませてもらってます！笑続きを楽しみにしています、これからも頑張ってください！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 5f520ce7f7 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - leiさん» コメントありがとうございます！続編楽しみにしていてくださ〜い！！ (2020年2月6日 21時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2020年1月24日 20時
