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部隊を出陣させ、私は清光と安定が待つ本丸の門へ向かった。
「ごめん、遅れた」
「へーきへーき、じゃ、行こっか」
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「どうした小竜、今日は偉く眉間に皺が寄ってるぜ」
出陣中、隣を歩く鶴丸にからかわれる。
「そうかい？いつも通りなんだけど」
そう答えると、前を歩く蛍丸がこちらを振り返った。
「そう？俺には寧ろ絶好調に見えるけどなぁ〜」
本人は無自覚なんだろうが、何気ないそんな言葉で「あちゃー、やっぱ昨日のはやりすぎたか」と思う。
正直、万屋に行った主が今頃どうなってるのかが気になってる。
そんなことを考えていると、急に敵襲が始まった。
「鶴翼陣だ！」
索敵をしていた鶴丸がそう叫んだ瞬間先陣を切って敵陣に突っ込む。
「ガラ空きだぜ！！！」
返り血で鮮紅に染まりながら笑い叫び刀を振り回す彼を見ながら、
自分はあれよりは幾分かマシだなとか思う。
すると、目の前に大太刀が立ちはだかった。
「今考え事してたんだよね」
刀身を抜いてさっさと斬り倒そうとすると
「ほらほら、ぼーっとしてちゃあ取られちまうぜ」
先程まで向こうにいたはずの鶴丸が俺の目の前の大太刀を斬り伏せた。
そして、そのまま再び向こうの敵陣へ突っ込む。
あーあー...と溜息をつけば、また同じように敵が自分の目の前に現れた。
俺は一旦考えるのをやめて、ただただ次々と現れる敵を斬っていった。
少し時間がたち、いつの間にか鶴丸が俺の横に立っていた。
「今日はえらく血の気が多いな」
「自分の獲物を取られるのは、気に食わないんだよね」
俺がそう答えると、彼は笑った。
「そうかい、じゃあ君が既に手をつけたあの娘も取られんように気をつけるんだな」
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にわ(プロフ) - こだぬきさん» 小説を楽しんでいただけて嬉しいです！続編頑張ります〜！コメントありがとうございました、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月7日 9時) (
レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - はじめましていつも楽しみに拝読させて頂いてます！主人公さんと刀剣男士達の関係がいつもどうなってしまうのか気になります。是非とも続編を執筆して下さい！お願いします！ (2020年2月6日 23時) (レス) id: 2d82e32e86 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - まかろんさん» まかろんさん、ありがとうございます！作品が好きと言って貰えると、「ああ〜作ってよかったー！！」っていう最高な達成感とありがたみを感じます、、続編もお楽しみに！こちらこそ、これからもよろしくお願いします！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - この作品が大好きすぎて更新される度にわくわくしながら読ませてもらってます！笑続きを楽しみにしています、これからも頑張ってください！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 5f520ce7f7 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - leiさん» コメントありがとうございます！続編楽しみにしていてくださ〜い！！ (2020年2月6日 21時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2020年1月24日 20時
