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一話 ページ1
人里離れた白銀という森に建っている、此処白銀神社。
毎日毎日賑やかな客が寄ってくる。
ほら、今日も_____
ガラガラとなった戸の方を見ると、三人程の袴や制服を着た男女が立っていた。
「おはよう、悠。」
そう声を掛けたのは昔からずっと一緒にいる悠。
眼鏡を掛け、高校生なのに中学の制服を着ている変人だ。
彼とはもう兄弟の様に接せる程馴染み深い。
悠「よっ!ちゃんとご飯食べた?」
お母さんの様な安心感もある。
「食べたよ、大丈夫。鈴姉と優月もおはよう。蜜柑食べる?」
鈴姉は僕の育ての親の様な存在だ。
この森に捨てられた僕を、大事に育ててくれた大切な人
鈴姉の近くにいると、心が落ち着く。
鈴「いいの?じゃあ頂こうかしら!ほら、優月もお食べ?」
優月は同い年で初めて仲良くなった親友で、暇な時に気軽に話せる友達だ。
優月も白銀の森に捨てられ、鈴姉に拾って貰ったと言う。
優月はこの神社の向かいにある色涙神社の神主で、相談などもする。
優月「食べる。」
何時もの常連はこの三人だ。
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作者名:雛鴉[ヒナカラス] | 作成日時:2019年12月14日 12時