ミタメとナカミ。２ S.Alan × K.Kazuma (ページ10)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:20,326 hit

ミタメとナカミ #60 ページ10

最近は壱馬が打ち合わせに席を外すことが多くなった。

片岡部長も、壱馬のこと期待の星だ！とか叫んでたし笑

朝は会えても、それ以降は会えなかったり。

壱馬は会社で会えなくなった分電話とかもしてくれるけど、

いつも側にいた壱馬がいきなりいなくなるのはなんか調子狂う…

隼「乗りまーす、あれっAちゃんだ」

亜「あ、本当だ！今日もかわいいね♡」

『お疲れ様です笑』

エレベーターに1人で乗り込んでドアを閉めようとしたら乗り込んできたお二人さん。笑

『何階ですか？』

隼「5階！」

『はーい』

隼「今日壱馬くんは？」

『あぁー、来週ある会議の打ち合わせで』

へぇーすげ～って感心してる2人。

それだけ次の会議は大きいものなんだな～って思う。

隼「じゃあ最近会えてないの？」

『朝は会えるんですけどねぇ』

亜「暇な時いつでも俺らのとこおいでよ～」

『ぜひ行かせていただきます笑』

チンって音がして

5階に着くと、白濱さんと隼さんがじゃあねって手を振って降りていく。

本当にいい先輩と出会えたなぁって思う。

今日は書類に印鑑を押してもらうために、

あんまり来ない6階にある経理室に来た。

実はこの前やり直しをするように返された書類。

やっぱり壱馬と比べて私は仕事ができない子なんだなあ～って。

『失礼します、お疲れ様です』

この経理室に座ってらっしゃる方々は皆さん仕事がばりばり出来る方ばっかりで、しかもイケメンさん揃い。

私はいつもこの部屋に入る時に身が引き締まる。