155話 キラキラ眩しい!アイドルのオーラ ページ11
─Aside─
私達が練習で歌っていると、「やあ、サンズ君。相変わらず、キミは商売上手だね。」と、ロボットのような声が聞こえた。
しかも、超がつくほどの中性的なイケメンボイス。
私達の周りに集まっていたモンスターは、今度は声の主に視線を移すと、歓声をあげた。
私達も驚きつつ、周りのモンスター達と共に、声の主に視線を向ける。
そこには、チカチカと点滅する液晶パネルのついた、グレーの四角い箱のような形をしたロボットさんが立っていた。
四角いボディの側面には、金属の腕が、底面には車輪がついている。
何故か、手にはマイクを持っていた。
周りには、ロボットさんと同じ形の、可愛らしいミニロボットがたくさんいて、カメラなど色々な道具を持っている。
ロボットさん…メタトンさんは、観客たちに向けて、「ハーイ!みんな、こんにちは!会えて嬉しいよ!」などと声を掛け、手を振っている。
この人、有名人なのか。
「お、スーパーアイドルのご登場かい。こりゃ、ますます盛り上がりそうだな。期待してるぜ?」
「ふふっ、もちろんさ!」
ニヤニヤしながらそう言うサンズに、メタトンさんは、液晶パネルで笑顔のマークを作りながら、爽やかな声でそう答えた。
「えッ!?オレ様達は、本物のメタトンに会えちゃったの!?夢みたいッ!嬉しいぞ!これは、後でサインを貰わないとな!」
「もちろんだよ!後でサインしてあげるね!」
スーパーアイドルの登場に、嬉しそうにはしゃぐパッピにも、メタトンさんは、爽やかに対応している。
そんなメタトンさんからは、ものすごいオーラを感じた。
なんというか、キラキラと輝いてて、太陽みたいに
有名人に出会ったのは人生初で、よく分かんないけど、これがスーパーアイドルのオーラなのか…。
「メ…メタトン…!?ほ、本物…!?」
「ハーイ!君が、地下世界の歌姫・シャイレーンだね?噂通り、とても綺麗な歌声だよ!」
「えへへ…あ…ありがとう…。」
突然のスーパーアイドルが目の前に現れ、あわあわと混乱しているシャイレーンさんに、メタトンさんがそう褒めると、彼女は頬を赤くしてはにかみながらも嬉しそうにしていた。
シャイレーンさん、可愛すぎる。
「OHHH YESSS!今日は、素敵なゲストさんも一緒だね!初めまして!Aちゃん、フリスクちゃん!」
「え!?」
突然、メタトンにマイクを向けられ、今度は私達が慌てた。
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のん猫??(プロフ) - 雪水うさぎもちさん» 雪水うさぎもちさん、コメントありがとうございます!アンテの中で一番好きと言っていただけて嬉しいです…!とても励みになりました!不定期ではありますが、これからも更新頑張っていきたいと思います! (2022年12月3日 14時) (レス) id: 24741bde4e (このIDを非表示/違反報告)
雪水うさぎもち(プロフ) - アンテの夢小説でいちばんこれが好きだから! (2022年12月3日 14時) (レス) id: 75fc25324b (このIDを非表示/違反報告)
雪水うさぎもち(プロフ) - (;_;)更新待ってるからいつでも (2022年12月3日 14時) (レス) id: 75fc25324b (このIDを非表示/違反報告)
のん猫??(プロフ) - なちこさん» なちこさん、ありがとうございます!そうだったのですね!それは光栄の極みです…!大幅に修正することに決めましたが、変えないところはそのままにしたり、ギャグシーンは残します!コメント励みになりました!頑張ります! (2021年9月6日 17時) (レス) id: 0f66d036df (このIDを非表示/違反報告)
なちこ(プロフ) - 初めてコメントします。アンテにハマって、最初に読んだ夢小説がこちらのお話でした。テンポよくギャグテイストで進められる物語に夢中になって読んでしまいました!大幅修正とのことでしばらく読めなくなるのは残念ですが、再開楽しみにしております!応援してます (2021年9月6日 15時) (レス) id: d3058cd882 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のん猫?? | 作成日時:2021年8月15日 22時